漫談家・歌手・司会者などで活躍した「松鶴家(しょかくや)千とせ」さんが、先月他界されました。(享年84)
アフロヘア-と「わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ〜」のフレ-ズ、「イェ-イ!」で決めるピ-スサインの
ポ-ズで、1970年代に人気を博しました。また、兄弟弟子の「ツ-ビ-ト」の名付け親としても知られます。
リアルタイムで観たことはありませんが、彼を知るきっかけとなったのが、映画「トラック野郎」への出演です。
「第3作・望郷一番星」(1976年公開)では、オ-プニングに「かんかん」に捕まるトラック運転手役で登場し、
警官ら(室田日出男・川谷拓三)の前で「わかんねェだろうナ」を披露し、火に油を注ぎ連行されそうになります。
都家かつ江やケ-シ-高峰らとともに、代表的な漫談家として、これから先も語り継がれていくことでしょう。
画像:「わかんねェだろうナ」レコ-ドジャケット・・・・「夕焼け小焼け」の替え歌漫談で160万枚の売上を記録。
▲「望郷一番星」より・・・・広島の台貫場という設定ですが、実際のロケ場所は開通前の環状七号線・葛西付近です。
- 2022/03/05(土) 00:00:00|
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松鶴家千とせ、彼がブレイクしたであろう頃に、テレビ各局の演芸番組へ盛んに出演していましたので、よくおぼえています。やはり、あのアフロヘアーは印象に残りますよね。
それと、お客の前に出るとき、サングラスをかけて出る芸人の「はしり」といって、いい人じゃないでしょうかね。彼とほぼ同時期か、すぐ後にタモリとかね。
- 2022/03/05(土) 01:34:24 |
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正直、芸そのものは、素人に毛の生えた程度といっても差し支えないんでしょうが、それでも他人との差別化を図って、一発屋でも何でも売れたんですから、大したものだと言うべきなんでしょうねえ。
ウィキペディアを見ましたら、「俺が夕焼け、弟は小焼け、父さんは胸やけ、母さんは霜やけ」とあり、最後の霜やけも、今の冬は昔ほど寒くありませんので、霜やけにかかる人も少ないと思います。そういう意味でも、今の人には「分かんねえだろうなぁ~、イェ~」でしょうねえ。
- 2022/03/05(土) 01:35:54 |
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kuroyuonsen様。
「わかんねェだろうナ」のリリ-スが1975年ですので、時の人を起用する「トラック野郎」の冒頭に出演するくらい、当時ブレイクしていたんでしょうね。サングラスといえば、タモリのほか、歌手の因幡晃や浜田省吾も同じ時代のデビュ-ですね。サングラスを外したら、一体どんな目元の表情をしているんだろうと気になります。
- 2022/03/06(日) 02:55:14 |
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kuroyuonsen様。
調べてみますと、福島から上京し足かけ20年。30代半ばにピ-クを迎えましたが、その後早々にブ-ムは去り、一発屋の印象が拭えないですね。寄席演芸に活躍の場を移し、弟子の育成にも積極的だったようです。あれから50年ほどで温暖化が進んだということですね。まさに、「霜やけなんてわかんねぇだろうなぁ~」ですね。
- 2022/03/06(日) 03:15:58 |
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