トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月のブログ移行にともない、各記事の修正を進めております。このたび、カテゴリ 「旅行記<2008年>」 の修正が完了しました。ぜひ、ご覧ください。

男はつらいよシリ-ズ <目次>①

【ご案内】 当カテゴリでは、1969年~95年に全48作が製作・公開された松竹映画「男はつらいよ」をレビュ-しております。
               「オ-プニング」「エンディング」をはじめ、「心に残る名場面」「ロケ地を訪ねる旅」や公開当時の世相も紹介しております。

 映画「男はつらいよ」 シリ-ズ前半24作品 


フジテレビ製作のテレビドラマ「男はつらいよ」(1968年10月~1969年3月放送)を経て、同年8月に第1作
が公開されました。第7作までは数ヶ月のピッチで公開され、第8作より年2回(8月・12月)の公開となりました。
おいちゃん役は、第8作まで森川信、第13作まで松村達雄、第14作以降は下條正巳が第48作まで演じています。
第9作・13作に吉永小百合(歌子役)、第11作・15作に浅丘ルリ子(リリ-役)がマドンナとして出演しています。
観客動員数は、第8作で前作の約90万人から150万人へと大飛躍し、以後安定的に配給収入を確保していきます。
また、東映では1975年~79年に映画「トラック野郎」を公開、「トラトラ対決」と呼ばれ盛り上がりを見せました。

 第1作 ~ 第8作                                             1969年8月公開 ~ 1971年12月公開 


■第1作「男はつらいよ」(1969年8月公開)
■第2作「続・男はつらいよ」(1969年11月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-333.html
■第3作「男はつらいよ フ-テンの寅」(1970年1月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-340.html
■第4作「新・男はつらいよ」(1970年2月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-347.html
■第5作「男はつらいよ 望郷篇」(1970年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-353.html
■第6作「男はつらいよ 純情篇」(1971年1月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-361.html
■第7作「男はつらいよ 奮闘篇」(1971年4月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-372.html
■第8作「男はつらいよ 寅次郎恋歌」(1971年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-382.html

☆画像:「新・男はつらいよ」劇場公開用ポスタ-

 第9作 ~ 第16作                                            1972年8月公開 ~ 1975年12月公開 


■第9作「男はつらいよ 柴又慕情」(1972年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-392.html
■第10作「男はつらいよ 寅次郎夢枕」(1972年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-402.html
■第11作「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」(1973年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-413.html
■第12作「男はつらいよ 私の寅さん」(1973年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-419.html
■第13作「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(1974年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-432.html
■第14作「男はつらいよ 寅次郎子守唄」(1974年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-441.html
■第15作「男はつらいよ 寅次郎相合傘」(1975年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-455.html
■第16作「男はつらいよ 葛飾立志篇」(1975年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-469.html

☆画像:「男はつらいよ 寅次郎忘れな草」劇場公開用ポスタ-

 第17作 ~ 第24作                                           1976年7月公開 ~ 1979年12月公開 


■第17作「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」(1976年7月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-486.html
■第18作「男はつらいよ 寅次郎純情詩集」(1976年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-501.html
■第19作「男はつらいよ 寅次郎と殿様」(1977年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-517.html
■第20作「男はつらいよ 寅次郎頑張れ!」(1977年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-531.html
■第21作「男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく」(1978年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-544.html
■第22作「男はつらいよ 噂の寅次郎」(1978年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-563.html
■第23作「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」(1979年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-581.html
■第24作「男はつらいよ 寅次郎春の夢」(1979年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-594.html

☆画像:「男はつらいよ 噂の寅次郎」劇場公開用ポスタ-


★「男はつらいよ」と並行して製作された映画「幸福(しあわせ)の黄色いハンカチ」
山田洋二監督による日本のロードム-ビ-の代表作で、1977年10月に公開されました。ピ-ト・ハミルのコラム
「Going Home」を元に、北海道を舞台に撮影され、主演として高倉健が刑期を終え出所した元炭鉱夫を演じています。
妻役を倍賞千恵子、警官役を渥美清が演じるほか、太宰久雄・三崎千恵子といったお馴染みのキャストが登場します。
また、映画初出演となる武田鉄矢を起用し、九州出身のさえない男を見事に演じ、役者として新境地を開拓しました。
翌年には、第21作「寅次郎わが道をゆく」にも出演し、テレビドラマ「3年B組金八先生」の主演につなげていきます。
「幸福の黄色いハンカチ」は、日本アカデミ-賞・キネマ旬報賞などで、作品・出演者ともに各賞を総ナメにしました。

  1. 2021/08/14(土) 00:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ

男はつらいよシリ-ズ <目次>②

 映画「男はつらいよ」 シリ-ズ後半24作品 


第27作より満男役が吉岡秀隆となり、また、関敬六・美保純・笹野高史など常連キャストの起用が増えていきます。
第27作・46作に松坂慶子(別役)、第32作・38作・41作に竹下景子(別役)がマドンナとして出演しています。
第42作以降は、渥美清の体調不良に配慮し、寅次郎・満男それぞれにマドンナが配置される設定に変更されました。
満男のマドンナとして、第46作・47作を除く5作品に後藤久美子(及川泉役)が出演し、二人の恋が描かれました。
第30作を超えた時点で世界最長の映画シリ-ズ(作品数)となり、「ギネスブック国際版」において認定されています。
シリ-ズ終盤は年1回の公開となったため、第24作までの10年半に対し、第48作までは16年を要しています。

 第25作 ~ 第32作                                           1980年8月公開 ~ 1983年12月公開 


■第25作「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」(1980年8月公開)
■第26作「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」(1980年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-651.html
■第27作「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」(1981年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-684.html
■第28作「男はつらいよ 寅次郎紙風船」(1981年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-708.html
■第29作「男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋」(1982年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-731.html
■第30作「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」(1982年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-758.html
■第31作「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」(1983年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-779.html
■第32作「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」(1983年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-802.html

☆画像:「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」劇場公開用ポスタ-

 第33作 ~ 第40作                                           1984年8月公開 ~ 1988年12月公開 


■第33作「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」(1984年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-825.html
■第34作「男はつらいよ 寅次郎真実一路」(1984年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-919.html
■第35作「男はつらいよ 寅次郎恋愛塾」(1985年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1049.html
■第36作「男はつらいよ 柴又より愛をこめて」(1985年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1053.html
■第37作「男はつらいよ 幸福の青い鳥」(1986年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1058.html
■第38作「男はつらいよ 知床慕情」(1987年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1063.html
■第39作「男はつらいよ 寅次郎物語」(1987年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1069.html
■第40作「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」(1988年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1073.html

☆画像:「男はつらいよ 幸福の青い鳥」劇場公開用ポスタ-

 第41作 ~ 第48作                                           1989年8月公開 ~ 1995年12月公開 


■第41作「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」(1989年8月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1077.html
■第42作「男はつらいよ ぼくの伯父さん」(1989年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1083.html
■第43作「男はつらいよ 寅次郎の休日」(1990年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1087.html
■第44作「男はつらいよ 寅次郎の告白」(1991年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1091.html
■第45作「男はつらいよ 寅次郎の青春」(1992年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1095.html
■第46作「男はつらいよ 寅次郎の縁談」(1993年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1100.html
■第47作「男はつらいよ 拝啓車寅次郎様」(1994年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1104.html
■第48作「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(1995年12月公開)
  https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1109.html

☆画像:「男はつらいよ 寅次郎の青春」劇場公開用ポスタ-


★第48作「寅次郎紅の花」の後に公開された3作品
渥美清の逝去により、製作予定であった第49作「寅次郎花へんろ」とほぼ同じキャストで、渥美清への追憶映画として
1996年12月に「虹をつかむ男」が公開されました。翌年11月には、第49作「寅次郎ハイビスカスの花 特別篇」が
公開され、満男が寅次郎を回想する内容となりました。また、既存映像を流用したCG合成で寅次郎が登場しています。
2019年12月には、シリ-ズ50周年記念作品として第50作「お帰り 寅さん」が公開され、現在のくるまやとそれ
を囲む人々の人間模様が、過去のシリ-ズ映像と絡め描かれています。本作のみの女優復帰となった後藤久美子の出演も
話題となりました。なお、世界一の長編シリ-ズとしての「ギネス世界記録」は全48作で、これらの作品は含まれません。

  1. 2021/08/07(土) 23:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ

男はつらいよシリ-ズ <第48作・寅次郎紅の花>

 男はつらいよ 寅次郎紅の花 (1995年12月公開) 


泉の結婚式の車列に割って入り、式をメチャクチャにしてしまった満男。後悔の念にさいなまれながら訪れた奄美大島で、寅次郎のかつての恋人
・リリ-と出会う。そこには、驚くなかれ寅も一緒にいた。そこへ、満男の真意を確かめるため泉がやって来る。シリ-ズ最終作となる第48作。
◆マドンナ/浅丘ルリ子(リリ-役)・後藤久美子(及川泉役) ◆主要ロケ地/岡山県津山・鹿児島県奄美群島

 オ-プニング 

因美線の美作滝尾駅。委託駅員と娘が新聞の尋ね人について話しています。「寅 みんな心配しています。さくら」
当の寅次郎が現れ、切符を買い求め、ポンシュウと共に勝山へ向かいます。造り酒屋に入り、試飲を楽しむ二人。
案の定、飲みすぎで酩酊状態となって出て行きます。女性店員が寅が忘れたカバンを持って追いかけて来る始末。
「津山祭り」で無許可の消火器を販売する寅次郎。地元の消防団員に問い詰められ、誤魔化すのに躍起になります。

 心に残る名場面 ① 

柴又を訪れた泉は、博から満男の居場所を聞き出し、加計呂麻島へ向かいます。寅次郎やリリ-らと共に満男が
いる浜辺にやってきました。ずんずん歩き満男に近づいていく泉。満男の前に詰め寄り 「何であんな事したの!?」
「愛してるからだよ!!」と叫ぶ満男。「もう一回言って!!!」と泉。ついに、二人はお互いの気持ちを通じ合えました。
「無様だね~」 寅が呟くと、「いいじゃなか無様で、若いんだもの」 リリ-は満男と泉の所へ行き寄り添いました。

 心に残る名場面 ② 

リリ-を連れて柴又に帰る寅次郎。思い出話に花が咲く二人でしたが、些細な事で喧嘩となり、リリ-は一人で
島へ帰ろうとしています。一緒に行くよう寅に説得するさくら。運転手に急かされ、タクシ-に乗り込むリリ-。
すると、リリ-の横に寅次郎が乗り込みます。「寅さん。どこまで送っていただけるんですか?」 リリ-の問いに
「男が女を送るって場合はな、その女の家の玄関まで送るってことよ」と寅。タクシ-は羽田空港へ向かいました。 

 エンディング 

正月を迎えた諏訪家。満男と名古屋の熱田神宮で初詣をしている泉から、電話がかかってきます。二人は結婚を
前提に付き合い始めたようです。「今年はきっとお世話になるわ~」とさくら。博とさくらは映画に出掛けました。
場面は変わり、被災地・神戸市長田区を訪れる寅次郎。パン屋の夫婦(宮川大助・花子)と出会い、話が弾みます。
「はあ。苦労したんだなあ。本当に皆さんご苦労様でした!」 寅のシリ-ズ最後の言葉でエンディングを迎えます。

 総 括 

第11・15・25作に続き15年ぶり4度目のマドンナを演じた浅丘ルリ子。渥美清の病状から、今作が最後に
なるかもしれないとの監督の判断で出演が決定しました。渥美清は翌年8月に他界し、今作が遺作となりました。
序盤の阪神淡路大震災のドキュメンタリ-放送内で、寅次郎が出演するシ-ンは全て合成にて製作されています。
泉の結婚式の世話人役を笹野高史、奄美の乗合船船長役を田中邦衛、タクシ-運転手役を犬塚弘が演じています。

 PLAYBACK 1995 

■1995年(平成7年)のできごと・・・・阪神淡路大震災発生(1月17日)/地下鉄サリン事件発生(3月20日)
 オウム真理教教祖逮捕(5月16日)/全日空機ハイジャック(6月21日)/ゆりかもめ部分開業(11月1日)
■1995年(平成7年)のヒット曲・・・・LOVE LOVE LOVE(DREAMS COME TRUE)/TOMORROW(岡本真夜)
   WOW WAR TONIGHT(H Jungle With t)/Tomorrow never knows(Mr.Chirdren)/ロビンソン(スピッツ)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)

☆画像:男はつらいよ 寅次郎紅の花 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編110分[主音声モノラル]
◇ジャケット紹介・・・・浅丘ルリ子と渥美清(奥)/左から後藤久美子・吉岡秀隆・夏木マリ・倍賞千恵子(手前)

本投稿をもちまして、映画「男はつらいよ」全48作のレビュ-を完了しました。2008年3月の投稿開始以来、
幾度の休止を繰り返しながら投稿を続けてまいりました。お付き合いをいただきました皆様に感謝申し上げます。

  1. 2021/07/31(土) 00:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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男はつらいよシリ-ズ <第47作・拝啓車寅次郎様>

 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様 (1994年12月公開) 


久しぶりに柴又に帰った寅次郎は、「セ-ルスなんて面白くない」とこぼす満男に手本を見せ励ますのであった。満男は、大学の先輩から実家の曳山
祭りを観に来ないかと誘われ、長浜へ向かった。妹・菜穂との結婚を勧められる満男であったが・・・・ 小林幸子もゲスト出演するシリ-ズ第47作。
◆マドンナ/かたせ梨乃(宮典子役)・牧瀬里穂(川井菜穂役) ◆主要ロケ地/滋賀県長浜・長崎県雲仙

 オ-プニング 

上越市高田駅近くの商店街を歩く寅次郎。レコ-ド店の前で歌う演歌歌手・小林さち子(小林幸子)を見ています。
郵便局で出会う二人。「あんたの歌、とってもよかったよ」と褒め、「希望を捨てずに頑張んなよ」と励ます寅次郎。
ハガキを忘れた寅を追いかけるさち子。寅次郎は「そこのポストにポトンと入れてやってくんねえか」と頼みます。
主題歌内では、「謙信公祭」で易本のバイをする寅次郎らが、手相を見たのに易本を買わない鎧武者らと揉めます。

 爆笑シーン 

奥琵琶湖で、撮影旅行中の典子と出会う寅次郎。岩の上で躓いて倒れた典子を、近所の接骨院へ連れて行きます。
その晩、同じ宿に泊まりお互いの身の上を語る二人。翌朝、典子の夫が迎えに来て、連れて帰ってしまいました。
時を同じく、先輩の誘いで長浜を訪れた満男。菜穂と曳山祭りを見学しています。 「付き合っている人いるの?」
勇気を出して聞く満男。「いたっていいじゃね~かよ!」 偶然居合わせた寅次郎に声をかけられ、びっくりします。 

 心に残る名場面 

柴又に帰った寅次郎。典子がくるまやに訪ねて来たことを知り、翌日、満男の運転で典子が住む鎌倉へ行きます。
娘と幸せそうに微笑む典子の姿を、車内より遠目に見て安堵する寅次郎。そのまま車を出すよう満男に言います。 
江ノ電 鎌倉高校前駅のホ-ムで電車を待つ二人。「振られてホッとしているんだ。くたびれるもんな」と言う満男
に対し、寅次郎は「お前、まだ若いじゃないか。燃えるような恋をしろ!!」と発破をかけ、電車に乗り込みました。 

 エンディング 

正月を迎えた諏訪家。くるまやと朝日印刷の従業員が集う中、自分の結婚話をされた満男は、家を出て行きます。
江戸川堤にいる菜穂に気付く満男。満男との友達関係は捨てたくないと告げられ、機嫌を直して家に戻りました。
場面は変わり、雲仙温泉でバスを待つ寅次郎とポンシュウ。ワンボックスカ-が通り過ぎ、バックして来ました。
演歌歌手・小林さち子が下りて来て、あの時の寅次郎の言葉に励まされ、「おもいで酒」がヒットしたと喜びます。

 総 括 

「極道の妻たち」シリ-ズで知られるかたせ梨乃。今作では、倦怠期の夫婦生活で愛情に飢える女性を演じました。
渥美清の病状が深刻になり、前作よりさらに出演時間を短くし、腰を下ろしながらのシーンが多くなっています。
満男が就職した靴会社の専務役をすまけい、典子の夫役を平泉成、菜穂の父親役を河原崎長一郎が演じています。
タイトルは渥美清主演の「拝啓天皇陛下様」より取られ、本編でも満男の独白で「拝啓車寅次郎様」と呼びかけます。

 PLAYBACK 1994 

■1994年(平成6年)のできごと・・・・中華航空機が名古屋空港で墜落(4月26日)/松本サリン事件発生(6月27日)
 福徳銀行5億円強奪事件発生(8月5日)/関西国際空港が開港(9月4日)/第1次チェチェン紛争勃発(12月11日)
■1994年(平成6年)のヒット曲・・・・innocent world(Mr.Children)/Survival dAnce ~no no cry more~(trf)
   ロマンスの神様(広瀬香美)/空と君のあいだに(中島みゆき)/Hello, my friend(松任谷由実)/夏が来る(大黒摩季)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)

☆画像:男はつらいよ 拝啓車寅次郎様 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編101分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・左から吉岡秀隆・牧瀬里穂・渥美清・かたせ梨乃(左)、かたせ梨乃と渥美清(右)

  1. 2021/06/26(土) 00:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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男はつらいよシリ-ズ <第46作・寅次郎の縁談>

 男はつらいよ 寅次郎の縁談 (1993年12月公開) 


就職活動に行き詰まり、一人で旅に出てしまった満男を探しに、寅次郎は四国へ向かった。やっとの思いで見つけ出した満男には、気に入った娘がいた。
どうせそんなことかと納得しながらも、満男に帰るよう説得する寅の前に、忽然と現れた絶世の美女。寅次郎が久々に恋愛に奮闘するシリ-ズ第46作。
◆マドンナ/松坂慶子(坂出葉子役)・城山美佳子(上田亜矢役) ◆主要ロケ地/香川県多度津・琴平

 オ-プニング 

那須烏山を旅する寅次郎とポンシュウ。花嫁行列に居合わせ、「お嫁さん、綺麗だよ」と声をかける寅。新婦の父
(すまけい)から門出の一言を求められ、「二人をここまで育て上げてくれた皆様に感謝するという気持ちを持って
初めて二人は幸せになれる」と語る寅次郎。気分を良くしたところでポンシュウに失笑され、口喧嘩が始まります。
主題歌内では「山あげ祭り」の様子が映し出され、寅次郎は恐竜の串刺しを食べた後、爪楊枝で歯の掃除をします。

 心に残る名場面 ① 

琴島で働く看護婦・亜矢とすっかり仲良くなった満男。高台にて、亜矢が作ってきた弁当を一緒に食べています。
満男のトレ-ナ-を無理やり脱がせ、手編みのセ-タ-を着せる亜矢。満男のトレ-ナ-を着て逃げていきます。
廃屋に逃げ込んだ亜矢を追いかける満男。誤って触れた板が倒れ、亜矢に当たりました。「痛かった? ごめん・・・」
満男に抱きついて「好き」と呟き、二人は抱擁しキスをしました。「満男ちゃ~ん」 おばさんに呼ばれ我に返ります。 

 心に残る名場面 ② 

寅次郎と満男はそっと家を抜け出し、連絡船に乗り琴島を離れます。突然の別れに泣き崩れ、満男を見送る亜矢。
一方、満男の置手紙を見ながらしょんぼりする葉子。「私、そろそろ神戸に戻るわ」 父(島田正吾)にそう告げます。 
父は、二つの封筒(土地の権利書と株券)を葉子に渡します。「お父さん、どうして」「寅次郎君が言うてくれたんや」
「うち、要らんのに。こんなもん」 本当は行くあてもない葉子は、テ-ブルに俯せになり泣き出してしまいました。 

 エンディング 

正月を迎えたくるまや。さくらから店に寄るように言われた満男が入ってきます。「ちょっとここに座んなさい」
突然手で目隠しをされる満男。手を持って見上げ、「あれ!! お姉さんどうして」 葉子の訪問に驚きを隠せません。
場面は変わり、小豆島で啖呵売をする寅次郎とポンシュウ。晴れ着姿の亜矢と彼氏を見つけ、大きなハスキ-犬
のぬいぐるみをプレゼントします。「満男!! お前はまた振られたぞ! ざまあ見ろ!」 寅は天に向かって叫びました。

 総 括 

第27作以来、二度目のマドンナとして登場した松坂慶子。事業に失敗し、多額の借金を負う女性を演じました。
御前様役の笠智衆は前作公開後に他界しましたが、今作では さくらが「御前様元気?」と尋ねるなど、健在である
設定となっています。また、御前様の娘役で初代マドンナに起用された光本幸子が、22年ぶりに出演しました。
満男が訪れる瀬戸内の小島は、志々島と高見島でロケが行われ、両島を合わせて琴島という設定となっています。

 PLAYBACK 1993 

■1993年(平成5年)のできごと・・・・皇太子妃に小和田雅子内定と報道(1月6日)/金丸信 脱税容疑で逮捕(3月6日)
 北海道南西沖地震発生(7月12日)/細川内閣発足 55年体制崩壊(8月9日)/ロシア連邦大統領来日(10月11日)
■1993年(平成5年)のヒット曲・・・・YAH YAH YAH(CHAGE & ASKA)/裸足の女神(B’z)/負けないで(ZARD)
   ロ-ド(THE 虎舞竜)/真夏の夜の夢(松任谷由実)/時の扉(WANDS)/このまま君だけを奪い去りたい(DEEN)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)
①香川・金刀比羅宮・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-976.html
②香川・瀬戸大橋・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-818.html

☆画像:男はつらいよ 寅次郎の縁談 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編104分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・松坂慶子・渥美清・吉岡秀隆(左)、松坂慶子と渥美清(右)

  1. 2021/05/29(土) 00:00:00|
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