初代「レパ-ド」は、810型「ブル-バ-ド」(2000・G6系)の後継モデルとして、1980年10月に登場しました。
搭載エンジンは1800・2000・2800ccが用意され、「4ドアハ-ドトップ」「2ドアハ-ドトップ」が設定されました。
1981年7月 2000ccタ-ボ車を追加、1982年9月 マイナ-チェンジを実施し、2800ccは廃止されました。
様々な「世界初・業界初」を携え、スタイリングは イタリア人デザイナ-の手が加わり斬新なものとなりました。
エンジンは 旧態依然としたL型が搭載され、同クラス・トヨタ「ソアラ」のDOHCに比べ見劣りするものでした。
1986年2月 ドラマ「あぶない刑事シリ-ズ」にも登場した 2代目「レパ-ド」(F31型)にバトンタッチしました。
画像はデビュ-時のもので、カタログには イメ-ジキャラクタ-の加山雄三が 蝶ネクタイ姿で写っています。
上級車種には、「マルチ電子メ-タ-」や「ワイパ-付・電動リモコン式フェンダ-ミラ-」が装備されました。
同時期に登場の「ソアラ」を意識し、本皮シ-トや プッシュ式エアコンなど、豪華な造りとなっています。
全長は 4ドア・2ドア共通のため、「2ドアハ-ドトップ」のドア開口の広さが際立って見えます。
<主要諸元>(4ドア・2ドア共通)・・・・全長:4630mm×全幅:1690mm×全高:1355mm/駆動方式:FR
■初代「レパ-ド」 カタログ・・・・http://www1.seaple.ne.jp/ssms/p_car3-1-05.htm
2代目「デリカ」は1979年6月に登場し、直線基調のボクシ-なデザインに生まれ変わりました。
バンは「デリカバンワイド」に、デリカコ-チは「デリカスタ-ワゴン」(初代)に名称変更されました。
バンには1400cc、スタ-ワゴンには1600ccエンジンが搭載されました。(共にサタ-ンエンジン)
1980年5月 1800ccエンジン(シリウス80エンジン)搭載車を追加し、サンル-フ装着車が登場しました。
1982年10月 マイナ-チェンジを実施。1BOXカ-初の4WD車 および「ディ-ゼルエンジン」搭載車を追加。
なお、4WD車は「パジェロ」の足回りに「デリカ」の車体を組み合わせたもので、最低地上高が高くなっています。
画像は1980年5月の小変更時のもので、専用のデカ-ルが貼られた赤色のボディが印象的です。
変速機は「コラムシフト」のみの設定で、当時の1BOXカ-で唯一「5速MT」が設定されていました。
計器盤には「タコメ-タ-」が装備されず、ライバル車と比べ シンプルなインパネとなっています。
シ-トレイアウトは、1列目3席・2列目3席(補助席1席)・3列目3席の9人乗りとなっています。
<主要諸元>(1800ハイル-フ・XL SUPER)・・・・全長:4015mm×全幅:1695mm×全高:1975mm
■DEL I CAの歴史・・・・http://www2.tokai.or.jp/ax-479/delica/history.html
初代「アコ-ド」は、1976年5月に「3ドアハッチバック」が、1977年10月に「4ドアセダン」が登場しました。
搭載エンジンは、「昭和51年排出ガス規制」をクリアした1600cc・CVCCエンジン(OHC)が用意されました。
1978年9月 全車を「昭和53年排出ガス規制」をクリアした1800cc・CVCCエンジン(OHC)に換装しました。
最上級グレ-ド「EX」には、当時の国産車では珍しかった「車速感応型パワ-ステアリング」が装備されました。
1979年10月 従来の2速「ホンダマチック」(ホンダ独自のオ-トマチック)を 3速タイプ(OD付)に変更しました。
1980年4月 搭載エンジンのバ-ジョンアップが行われ、「4ドアセダン」は角目4灯式ヘッドライトとなりました。
画像は1979年10月の小変更時のもので、カタログには「車格から車質へ・・・・車質 '80」の文字が踊ります。
「ハッチバック」と「セダン」で ダッシュボ-ドのデザインを変え、内装はグレ-ドに応じて差別化しています。
上級グレ-ドには、「フルオ-トエアコン」「パワ-ウィンド-」「デジタルクォ-ツ」などが装備されました。
なお、「アコ-ド」は 初代より「FF方式」を採用し、軽い車重・広々とした足元空間を実現しています。
<主要諸元>(セダン)・・・・全長:4345mm×全幅:1620mm×全高:1360mm/最高出力:90馬力(MT車)
■初代アコ-ド・HB(登場時)・・・・http://www.honda.co.jp/HOT/ModelData/accord/ac-k1-604/line_up.html
■初代アコ-ド・セダン(登場時)・・・・http://www.honda.co.jp/HOT/ModelData/accord/acs-ka-710/line_up.html
「コロナ」は、「カロ-ラ」「カリ-ナ」と共に トヨタ自動車を代表する基幹車種として親しまれました。(1957年登場)
6代目(T130型)は1978年9月に登場し、「4ドアセダン」「2ドアハ-ドトップ」「5ドアバン」が設定されました。
搭載エンジンは 1600・1800・2000ccが用意され、いずれも「昭和53年排出ガス規制」に適合しました。
同年10月には 「5ドアセダン」(リフトバック)が追加され、セダンには 「LPG タクシ-仕様」が登場しました。
1980年8月 マイナ-チェンジを実施、ボディはスラントノ-ズ化され、60項目におよぶ改良を行いました。
なお、この6代目より 車名が「トヨタ・コロナ」となり、長年親しまれた「トヨペット」の名は廃止されました。
画像はマイナ-チェンジ後のもので、ヘッドランプとウィンカ-が一体化され 精悍なイメ-ジとなりました。
「リフトバック」および「ハ-ドトップ」は 異型2灯ヘッドランプが採用され、1クラス上の車格感を得ています。
インパネが一新され、整然と並べられた計器類、先進的なステアリング形状など、トヨタ車らしさを感じます。
「リフトバック」には「サンル-フ」が設置され、「ハ-ドトップ」は「オ-トマチック車」であることが確認できます。
<主要諸元>(セダン1800GL)・・・・全長:4375mm×全幅:1645mm×全高:1400mm/最高出力:95馬力
■歴代コロナCM大全・・・・http://car-cm.zdap.jp/toyota/corona.htm
ここでは、所有する国産乗用車のカタログより、「外観・内装」の写真を抜粋し、紹介してまいります。
対象とするのは、70年代後半~80年代前半に登場した、国産主要メ-カ-の懐かしいクルマです。
主要諸元・位置づけ・ラインナップをはじめ、思い入れ・個人的な批評などを交えて投稿していきます。
「バイオレット」は、510型「ブル-バ-ド」の後継モデルとして、1973年1月に登場しました。(710型)
複雑な曲面で構成された「ファストバックスタイル」は、510型ほどの人気は得られず販売は低迷しました。
2代目となる A10型は1977年5月に登場し、直線基調としたスクエアなシルエットに生まれ変わりました。
デビュ-時のラインナップは、「4ドアセダン」「ハッチバックク-ペ」(オ-プンバック)および「ライトバン」です。
1979年6月にはマイナ-チェンジを実施し、1980年4月には「5ドアハッチバック」が追加発売されました。
同時期には、姉妹車として 若者向けの「オ-スタ-」、ラグジュアリ-志向の「スタンザ」が登場しています。
叔父がクリ-ム色の「バイオレット」に乗っており(1987年頃まで)、思い入れの深いクルマです。(年式は不明)
画像はマイナ-チェンジ後のもので、角型4灯ヘッドライト、特徴的なアルミホイ-ルが精悍な印象を与えます。
計器盤横にラジオ、エアコン吹出口下部に操作スイッチを設置するのは、当時の一般的なインパネ配置です。
アッシュトレイの下には カセットステレオが設置され、セダンは「オ-トマチック車」であることが確認できます。
<主要諸元>(セダン1400X)・・・・全長:4220mm×全幅:1600mm×全高:1390mm/車両重量:875Kg
関連記事:ブル-バ-ド <510型>・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/travelking0105/41670916.html
■A10型・バイオレットのファンペ-ジ・・・・http://ww71.tiki.ne.jp/~alfa156/violet.htm
Author:travelking0105
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