<4月29日:2日目>
1:30に起床して身支度を整え、滑川(なめりかわ)港にある「ホタルイカミュ-ジアム」へ向かいます。
3:00出港の観光船に乗船し、間近に「ホタルイカ漁」を見学しました。ホタルイカが放つ青い光がきれいでした。
昨日の夜行に加え本日の仮眠と、ハ-ドスケジュ-ルのため睡眠不足がたたり、船酔いをしてしまいました。
1時間ほどで帰港し、しばらく仮眠をとりました。5:00に滑川港を出発し、富山湾に沿って西へ進めていきます。
高岡市・氷見市を経て、石川県七尾市に入りました。和倉温泉にて朝食をとり、能登半島を横断します。
輪島で朝市を見学後、半島西海岸に沿って北上し、能登半島先端の「禄剛崎」(ろっこうざき)に到着しました。
「禄剛崎灯台」周辺を散策後、半島東海岸に沿って南下していきます。穴水市内にて昼食をとりました。
此木インタ-より能登道路に入り、千里浜(ちりはま)インタ-まで走り、「千里浜海岸」にて休憩をとりました。
半島の付け根を横断し、氷見市・高岡市を経て富山市内に入り、レンタカ-を返却し富山駅へ向かいました。
16:55発の名古屋行き「L特急・ワイドビュ-ひだ20号」に乗車し、岐阜には20:17に到着しました。
旅を終えて・・・・今回は、2日間でアルペンル-ト通り抜けと能登半島一周という強行軍の旅となりました。
現地では、初めてレンタカ-を借りて観光しましたが、低料金で気軽に利用でき新しい発見となりました。
次回のアルペンル-トは、紅葉シ-ズンに立山側から黒部側へ通り抜けてみたいです。
画像1枚目:滑川港・ホタルイカ漁観光船・・・・毎年4月上旬から5月上旬の1ヶ月間運航されます。
画像2枚目:輪島の朝市・・・・地元の人が持ち寄った野菜や海産物を売る市で、観光客の姿が多く見られます。
画像3枚目:白米(しろよね)千枚田・・・・国道249号線と日本海の僅かな崖地に作られた棚田です。
画像4枚目:禄剛崎灯台・・・・1883年に初点灯された白亜の石造灯台で、日本海航路の要所となっています。
画像5枚目:千里浜海岸・・・・「日本の渚100選」に選ばれ、なぎさドライブウェ-として車両も通行できます。
画像6枚目:高山本線キハ85系/富山にて・・・・名古屋方面最終の特急列車で、3両編成で出発します。
15:01発の近鉄名古屋線・伊勢中川行き「普通」に乗り換え、近鉄四日市には15:09に到着しました。
15:30発の近鉄内部(うつべ)線に乗り換え、終点・内部には15:47に到着しました。
三岐鉄道・北勢線と同じ規格のナロ-ゲ-ジ路線です。狭い車内は、地元高校生らで満員となりました。
折り返し16:05発の列車に乗車し、終点・近鉄四日市には16:22に到着しました。
16:47発の近鉄名古屋線「特急」に乗り換え、終点・近鉄名古屋には17:14に到着しました。
名古屋17:30発の東海道本線・米原行き「新快速」に乗り換え、岐阜には17:49に到着しました。
画像1枚目:近鉄2000系/近鉄四日市にて・・・・標準軌の路線は、揺れもほとんどなく快適そのものです。
画像2枚目:近鉄四日市駅(内部・西日野方面のりば)・・・・名古屋線・高架ホ-ムの改札を出る必要があります。
画像3枚目:近鉄260系(ラッピング車両)/近鉄四日市にて・・・・北勢線用車両とともに非冷房となっています。
画像4枚目:近鉄260系車内・・・・通路を挟んで各1列ずつ固定クロスシ-ト(進行方向)が並びます。
画像5枚目:東海道を示す道路案内板・・・・内部線は、国道1号線(東海道)と並行して走ります。
画像6枚目:近鉄12200系/近鉄四日市にて・・・・近鉄特急の最大勢力で、各線にて活躍しています。
今回は、三重県北勢地区を走る軽便(けいべん)鉄道の路線に乗車してきました。
軽便鉄道の定義として、一般的な鉄道の規格より低い水準で建設された鉄道を指します。
一般に、狭軌未満の路線を「特殊狭軌線」あるいは、趣味的に「ナロ-ゲ-ジ」と呼びます。
レ-ル幅は、標準軌(1435ミリ)・狭軌(1067ミリ)に対し、762ミリとかなり狭くなっています。
全国で旅客営業用として現存するのは、三岐鉄道・北勢線と近鉄内部線・八王子線のみとなっています。
岐阜10:48発の東海道本線「新快速」に乗車し、終点・大垣には10:59に到着しました。
11:14発の養老鉄道・養老線に乗り換え、終点・桑名には12:20に到着しました。
養老鉄道は、去る10月1日に近鉄から運営を引き継いだ新しい鉄道会社です。(第二種鉄道事業者)
昼食後、西桑名12:52発の三岐鉄道・北勢線に乗車し、終点・阿下喜(あげき)には13:46に到着しました。
周辺を散策後、タクシ-にて最寄の三岐鉄道・伊勢治田(はった)駅へ移動しました。
14:23発の三岐鉄道・三岐線に乗車し、終点・近鉄富田には14:56に到着しました。
画像1枚目:大垣駅・・・・養老鉄道は、大垣~揖斐間・大垣~桑名間の2路線を運行しています。
画像2枚目:養老鉄道610系/大垣にて・・・・自転車を車内に持ち込める「サイクルトレイン」です。
画像3枚目:西桑名駅・・・・三岐鉄道・北勢線は、2003年に近鉄より営業譲渡されました。
画像4枚目:三岐鉄道ク134ほか2両/西桑名にて・・・・車幅2100ミリ程度の超ミニ車両です。
画像5枚目:伊勢治田駅・・・・三岐鉄道の名は、当初 関ヶ原まで敷設する計画であったことに由来します。
画像6枚目:三岐鉄道101系/近鉄富田にて・・・・三岐線の車両は、西武鉄道からの移籍車で占められます。
国内旅行の手段のひとつとして、観光バス(貸切バス)の利用が挙げられます。
乗車の機会として、遠足・修学旅行・会社の親睦旅行をはじめ、バスツア-への参加などがあります。
貸切バス需要は、1970年の大阪万博を契機に旅行ブ-ムが始まり、右肩上がりの成長を続けます。
バブル期を過ぎても、90年代中盤までは横ばいの状態が続きましたが、その後衰退方向に転じます。
原因として、旅行形態の変化による市場縮小が考えられます。企業の福利厚生のあり方が見直され、親睦旅行が
めっきり減りました。また、インタ-ネットの普及により、個人旅行客のバスツア-離れが顕著にみられます。
これに追い討ちをかけたのが、2000年に施行された貸切バス事業への新規参入の規制緩和です。
小規模事業者が増え、価格競争の激化により、従来の事業者は撤退または事業縮小を余儀なくされています。
このような経緯を踏まえ、ここでは地元のバス事業者「岐阜乗合自動車」(通称:岐阜バス)を取り上げます。
岐阜バスは、1943年 岐阜市を中心とした12の事業者が統合して発足し、乗合バスの運行を開始しました。
1950年には貸切事業を、1971年には航空事業をスタ-トさせ、順調に業績を伸ばしていきました。
また、名鉄グル-プの一員でありながら、「西濃観光バス」「華陽観光バス」「新東海観光バス」「京都観光バス」
「華陽自動車興業」などグル-プ会社を傘下におき、長年にわたり「岐阜バスグル-プ」を形成してきました。
しかし、事業縮小は避けられず、90年代後半よりグル-プ会社の整理・統合を進めていきます。
2002年には、同社の貸切バス部門は「岐阜バス観光」に分社化され、現在に至っています。
岐阜バスは、古くから「デラックス観光バス」の導入に積極的なバス事業者として広く知られています。
常に業界の先陣を切り、昭和40年代には全国初の寝台バス・カラ-テレビ付バスなどを登場させました。
それでは、貸切事業スタ-ト時の車輌より順に紹介していきます。画像は、岐阜バスオリジナル商品の下敷き
をはじめ、自身が所有する同社の販売促進用パンフレット、自身が撮りためた写真より抜粋していきます。
時代の最先端をゆく貸切バスの外観や車内の画像を通して、当時の社会情勢も垣間見ることができます。
鉄道や航空機などとは異なり、かなり専門的な内容も含まれますので、出来る限り補足説明をしていきます。
私個人の趣味的内容となりますが、興味がある方はご覧になってください。コメントもいただけると幸いです。
画像1枚目:「すゞかけ」(三菱ふそう[新三菱] R270/1956年式)・・・・花のネ-ムの観光バスの1台です。
画像2枚目:「ハイス-パ-TV32」(三菱ふそう[川崎] B905N/1971年式)・・・・オバQの寝台バスです。
画像3枚目:「ロイヤル60」(三菱ふそう B907S/1975年式)・・・・前頭部が突出したジャンボスタイルです。
画像4枚目:「カイゼル32」(三菱ふそう MS513R/1978年式)・・・・後部サロン付のパノラマデッカ-です。
画像5枚目:「レッドキング」(三菱ふそう P-MS729S/1988年式)・・・・36人乗り回転サロン付寝台バスです。
画像6枚目:「ス-パ-サンライズ」(三菱ふそう U-MS826P/1995年式)・・・・59人乗り一般車です。
☆各画像は、「歴代観光バスの下敷き」(2007年発売)より抜粋しました。
Author:travelking0105
旅行記を中心としたブログです。
旅好きな40代・二児の父です。
乗り物全般・映画・グルメの記事も
投稿しております。ご覧ください。
応援よろしくお願いします。