トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月にヤフ-ブログより引越してまいりました。現在、各記事の修正を進めております。旅行記を地域別にご覧になる際は、カテゴリの「東日本編」「西日本編」よりお入りいただくと便利です。

男はつらいよシリ-ズ <第6作・純情篇>

 男はつらいよ 純情篇 (1971年1月公開) 


とらやに新しいお手伝いさんが来た。遠縁の夕子で、人妻であっても故あって一人暮らし。一目会った寅次郎は、人目も何もあったもの
ではない。「寝ては夢、覚めてはうつつ幻」の例え通りに、想いは夕子のことばかりであった。シリ-ズ化が決定して製作された第6作。
◆マドンナ/若尾文子(明石夕子役) ◆主要ロケ地/長崎県五島列島・浜名湖

 オ-プニング 

「ふるさとは遠くにありて思うものとか申します・・・・」 夜汽車に揺られる寅次郎のナレ-ションで幕を開けます。
その後、ヘリコプタ-から撮ったとみられる柴又上空の鳥瞰映像とともに、主題歌(1コ-ラス目)が流れます。
居間にてとらや一家が楽しむテレビは、帝釈天やとらやが紹介される江戸川の特集番組(全国放送)です。
しばらくすると電話がかかります。先ほどの放送を見て懐かしく思った寅次郎が、旅先からかけてきたのでした。

 爆笑シ-ン 

とらやの2階に下宿する夕子(若尾文子)が、体調不良で寝込んでしまい、「医者を呼べ」と大騒ぎする寅次郎。
「何ぃ!年はいくつくらいだ?ふざけるな!このスケベ医者!」 やってきたのは、近所の山下医院の院長です。
後に2代目おいちゃん役となる、松村達雄の演技がなんとも言えません。寅と一騒動のあと帰っていきます。
後日再びとらやに呼ばれるも、患者が夕子ではなく寅次郎だと知ると、「精神科を呼べ」と診察もせずに帰ります。

 心に残る名場面 

長崎港にて五島行きの船を待つ寅次郎。そこで、赤ん坊を背負った女性・絹代(宮本信子)に声をかけます。
すでに最終便が出航してしまい、「宿賃を貸してください」と言う絹代を旅館に連れて行きます。
就寝時間となり、絹代は泊めてもらったお礼にと服を脱ごうとします。「電気ば、消してください!」
「あんた、そんな気持ちで・・・・」寅次郎は、これが自分の妹だったら怒ると諭し、隣の部屋に移りました。

 エンディング 

旅に出る寅次郎を、柴又駅まで見送るさくら。発車間際、兄に赤いマフラ-を巻いてあげるシ-ンが印象的です。
場面は変わって正月を迎えたとらや。旦那とよりを戻した絹代が、寅を訪ねて挨拶に来ていました。
五島で暮らす父親・千造(森繁久弥)に電話をかけ、近況を報告し「おめでとう、じゃ、さいなら」と切ります。
ラストは、浜名湖畔で啖呵売をする寅次郎。帝釈天の寺男となったはずの源公が、なぜか同行しています。

 総 括 

前作のヒットで、シリ-ズ化を念頭において製作された今作は、若尾文子・森繁久弥など出演陣も豪華です。
後に、「マルサの女」など伊丹十三監督作品で体当たりの演技を見せる宮本信子も、初々しさが残っています。
「15・16・17と~」 全編に渡って寅が口ずさむのは、当時のヒット曲・藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」です。
印刷工・博の独立騒動をはじめ、タコ社長の家族が登場するなど、エピソ-ドも満載の作品となっています。

★ロケ地を訪ねて/静岡・浜名湖・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-610.html

☆画像:男はつらいよ 純情篇 <松竹株式会社・定価9800円> 本編89分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・森繁久弥と渥美清(上)、渥美清と若尾文子(左下)、渥美清と宮本信子(右下)

  1. 2008/05/31(土) 13:28:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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モモのお昼寝場所


ここは、モモ用にしつらえたお昼寝の場所です。

応接テ-ブルの上に椅子を置き、その上に猫用のベッドを置いてみました。

日当たりがよく、外の様子も眺めることができ、すっかり気に入った様子です。

  1. 2008/05/29(木) 21:15:16|
  2. モモちゃん観察記
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ラ-メンチェ-ン研究[13] <らあめん花月嵐>


今回は、「らあめん花月嵐(かげつ・あらし)」です。
1992年 東京・杉並区に1号店「ラ-メン専門店花月」をオ-プンしました。
以後「ニンニクげんこつラ-メン花月」として、積極的にフランチャイズ展開をはかってきました。
2002年 現屋号に変更し、店舗数は合計200以上となっています。(国内および台湾)
店内は20名ほど入店でき、テ-ブル席・カウンタ-席が用意されています。
メニュ-は、嵐げんこつらあめん・嵐げんこつ味噌らあめん・嵐げんこつ塩らあめん(各620円)のほか、
もんじゃそば4代目・無双つけ麺・焼ラ-メン(各660円)などバラエティに富んでいます。

今回注文したのは、「嵐げんこつらあめん」のスペシャルバ-ジョンです。
背脂たっぷりの濃厚ス-プが特徴で、にんにくの効いた香ばしいラ-メンでした。

■画像は、[期間限定] 嵐げんこつらあめん<BLACK 旧1号>・720円です。

  1. 2008/05/27(火) 22:11:00|
  2. ラ-メンチェ-ン研究
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半田赤レンガ建物


愛知県知多半島の付け根部分に位置する半田市に、レンガ造りの巨大な建物が建っています。
この建物は、明治31年に丸三麦酒(カブトビ-ル)の醸造工場として建設されました。
第2次世界大戦中にあっては、中島飛行機製作所の倉庫として使用されていました。
その後、日本食品化工のコ-ンスタ-チ工場となり、平成8年に半田市が取得し現在に至ります。
近代産業史の黎明期を支えてきた赤レンガ建物は、平成16年「国登録有形文化財」に指定されました。
夜にはライトアップがされ、辺りは幻想的な空間につつまれます。(日没から21:00まで)

■赤煉瓦倶楽部半田 ホ-ムペ-ジ・・・・http://www.akarenga-handa.jp/index.html

  1. 2008/05/25(日) 11:23:17|
  2. たてもの探訪
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トラック野郎・一番星 &lt;1/32 SCALE&gt;




ここでは、私が所有する乗り物(鉄道・バス・乗用車・航空機等)の「スケ-ルモデル」を紹介してまいります。
一般的に、スケ-ル(縮尺)に基づいて製作された模型を指し、大きさ・素材など様々な物があります。
市販品のほか、事業者の特注による限定品など、製作メ-カ-別にピックアップしていきます。
なお、チョロQやトミカなど いわゆる「ノンスケ-ル」のモデルも、当コンテンツに含めます。

今回は、映画「トラック野郎」のラジコンカ-です。(スカイネット製:全長365mm×全幅85mm×全高120mm)
迫力の1/32スケ-ルで、実車同様 車体各所の装飾(アンドンやマ-カ-類)が点灯する本格的なものです。
停車時にはアイドリング音、走行時にはV8サウンドのエンジン音が鳴ります。(本体のスイッチで選択可能)
また、送信機の操作でアクセルを煽る音やホ-ン音を鳴らすことができるなど、サウンドギミック満載です。
ここで紹介するのは、シリ-ズ第6作「男一匹桃次郎」(1977年12月公開作品)に登場した一番星号です。
量販店などでは15000円前後で販売されている商品ですが、リサイクル店にて9480円にて購入しました。

画像1枚目:前方より・・・・この商品は、ボデ-部のマ-カ-(LED)を72ヶ所増設した改良版となっています。
画像2枚目:後方より・・・・この角度から見るのも、また格好いいです。LEDにはリレ-が組まれています。
画像3枚目:精巧にできたキャビン・・・・実車と同様、運転席後ろの仮眠スペ-スには襖が設置されています。

関連記事:トラック野郎シリ-ズ「男一匹桃次郎」・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/travelking0105/20250848.html

  1. 2008/05/23(金) 00:02:07|
  2. スケ-ルモデル
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