トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月にヤフ-ブログより引越してまいりました。現在、各記事の修正を進めております。旅行記を地域別にご覧になる際は、カテゴリの「東日本編」「西日本編」よりお入りいただくと便利です。

男はつらいよシリ-ズ <第32作・口笛を吹く寅次郎>

 男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 (1983年12月公開) 


晩秋の吉備路を旅する寅次郎は、博の亡父の3回忌に備中高梁を墓参に訪れた。そこで、寺の和尚の娘・朋子と出会い一目惚れ。とらやに
帰った寅次郎は、柴又帝釈天で修行し、本格的な僧侶となり高梁に戻ろうと決心した。中井貴一・杉田かおるも出演するシリ-ズ第32作。
◆マドンナ/竹下景子(石橋朋子役) ◆主要ロケ地/岡山県高梁

 オ-プニング 

夕暮れ時、故郷の肉親に思いを馳せる寅次郎。「寅さんの結婚の日取りが決まったよ」とタコ社長がいいます。
「さくら、元気だったかい」 現れたのは偽寅次郎(レオナルド熊)。「俺が寅次郎だよ」と叫ぶも、金縛りに遭います。
吉備線の車中でうなされていた寅は、一人娘を連れた男(またもや レオナルド熊)に起こされ、夢から覚めました。
主題歌では、「大道三間 軒下三寸・・・・」と本作のみの口上が流れ、吉備国分寺跡で父子とピクニックをします。

 爆笑シ-ン 

墓参りで朋子(竹下景子)と知り合い、法事で住職の代役を務めたことがきっかけで、蓮台寺に滞在する寅次郎。
そして迎えた博の父の三回忌法要。本堂に座り、博・さくら・満男が見たものは・・・・和尚の格好をした寅でした。
生きた心地がしないさくら達。食事の際には、博が長兄に「兄さん」と呼べば、寅も同時に反応してしまう始末・・・・
法要が終わり、備中高梁駅でさくら達を見送る寅次郎。そこに朋子が現れ、寅の滞在の理由を知るさくらでした。

 心に残る名場面 

写真家を目指す弟・一道(中井貴一)のことが心配で東京へ出てきた朋子は、寅次郎との再会を果たします。
とらや一家と団らんの一時を終え、寅と二人きりになったところで、朋子は寅の自分への想いを探り始めます。
緊張した空気に耐えられず、寅次郎は土産の佃煮を買いにその場を離れます。その後、柴又駅で合流する2人。
朋子が必死に自分の想いを伝えるも、冗談で片付けようとする寅。朋子は、悲しい顔をして電車に乗りました。

 エンディング 

正月を迎えた諏訪家。満男が、タコ社長に買ってもらったパソコン(博への御礼の品)でゲ-ムをしています。
寅次郎の声で年賀状が読まれます。場面は変わり、完成した因島大橋近くの食堂にておでんを食べる寅。
岡山で会った男(レオナルド熊)と再会し、話に花が咲きます。一人娘の横には、見知らぬ女性(あき竹城)が・・・・
「あれ~・・・・洗濯物取り込むの忘れたよ」 因島大橋をバックに物干竿の洗濯物が映り、エンディングを迎えます。

 総 括 

岡山県高梁市(第8作「寅次郎恋歌」に登場)を舞台に、清純派女優・竹下景子が蓮台寺の出戻り娘を演じました。
蓮台寺住職役に松村達雄、印章屋店主役に長門勇、博の姉役に八木昌子など、名優の出演も見逃せません。
また、「コント・レオナルド」でレオナルド熊とコンビを組んでいた石倉三郎が、チョイ役(そば屋)で出演しています。
関敬六が運転する「クラウンセダン」のタクシ-、一道が乗る「バネットバン」など、懐かしい車が多く登場します。

 PLAYBACK 1983 

■1983年(昭和58年)のできごと・・・・日本海中部地震(5月26日)/戸塚ヨットスク-ル 戸塚宏逮捕(6月13日)
   フィリピン アキノ元上院議員暗殺(8月21日)/ソ連が大韓航空機撃墜(9月1日)/三宅島大噴火(10月3日)
■1983年(昭和58年)のヒット曲・・・・セカンド・ラブ(中森明菜)/矢切の渡し(細川たかし)/氷雨(日野美歌)
   悲しい色やね(上田正樹)/天国のキッス(松田聖子)/時をかける少女(原田知世)/さざんかの宿(大川栄策)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)
①岡山・高梁・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-131.html
②広島・因島・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-228.html

☆画像:男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編105分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・杉田かおると中井貴一(左下)・渥美清と竹下景子(中)

  1. 2011/07/31(日) 07:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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ぎふ初寿司




「ぎふ初寿司(はつずし)」は、岐阜県下最大の「江戸前寿司チェ-ン」で、岐阜・愛知に60店舗を展開しています。
城郭風の店構えが特徴で、カウンタ-に座り希望するネタを職人に注文する「立ち喰いスタイル」の寿司店です。
岐阜市柳津町の「ぎふ初寿司・柳津店」では、「食べ放題コ-ス」(男性:3800円)を設定し 話題となっています。
握り寿司・軍艦・手巻きなど全50種の江戸前寿司が食べ放題で、注文票に記入して職人に握ってもらいます。
通常の立ち喰いで提供されるものと比べ小ぶりですが、目の前で職人が握る寿司は やっぱり一味違います。
「大手回転寿司チェ-ン」の台頭で、旧来スタイルの寿司店は閑古鳥が鳴くことが多く、苦肉の策といえます。

画像1枚目:ぎふ初寿司・・・・地元では、「♪ネタは新鮮、みんなでぎふ初寿司へ~」のCMでお馴染です。
画像2枚目:握り寿司・・・・時間制限はなく、ボタン海老・飛騨牛握りは それぞれ2貫まで注文できます。
画像3枚目:軍艦・・・・女性は3200円、小学生は1900円、幼児は500円で食べ放題が楽しめます。

関連記事:進化する回転寿司・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/travelking0105/43150139.html

  1. 2011/07/27(水) 05:00:14|
  2. グルメレポ-ト
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九州7県完全一周の旅 <1996/2/15~22[7泊8日]>⑨







唐津市を後にし、玄界灘に沿って 国道202号線を東へ進めていきます。車は、福岡市に入りました。
「シ-サイドももち海浜公園」を経て、「大濠(おおほり)公園」に立ち寄り、福岡城跡周辺を散策しました。
続いて、九州の玄関口・博多駅構内に入場し、発着するJR九州の個性ある特急列車等を撮影しました。
国道3号線を筑紫野市まで走り、18:00 本日宿泊の「二日市温泉・糀屋旅館」にチェックインしました。
☆本日(19日)の走行距離:212Km<長崎→筑紫野>

画像1枚目:虹の松原・・・・唐津湾沿岸に広がる松原(約5Km)で、「日本三大松原」の一つに数えられます。
画像2枚目:福岡ド-ム・・・・「福岡ダイエ-ホ-クス」の本拠地として建設された「多目的ド-ム球場」です。
画像3枚目:緑豊かな大濠公園・・・・左手には、1997年に閉鎖された「平和台球場」のスタンドが見えます。
画像4枚目:福岡城跡(国の史跡に指定)・・・・別名「舞鶴城」「石城」と呼ばれ、福岡藩黒田氏の居城でした。
画像5枚目:博多駅・博多口・・・・旧駅ビルは2007年に解体され、2011年に新駅ビルが開業しました。
画像6枚目:L特急・"赤い"みどり・・・・15年前は、国鉄型特急電車485系も第一線で活躍していました。

■続編はこちら/九州7県完全一周の旅⑩・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-920.html

  1. 2011/07/23(土) 05:30:00|
  2. 旅行記<1996年>
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九州7県完全一周の旅 <1996/2/15~22[7泊8日]>⑧







<2月19日:5日目>
ホテルを8:30にチェックアウトし、大村湾に沿って国道206号線を北上していきます。
「西海(さいかい)橋」を渡り、佐世保市を経て、焼き物の町・佐賀県伊万里市に到着しました。
江戸時代、有田・三川内などで焼かれた磁器は、積み出し港の名を取り「伊万里」と呼ばれました。
国道202号線を走り、唐津市内で昼食後、唐津くんちの「曳山(ひきやま)展示場」を見学しました。

画像1枚目:長崎駅・旧駅舎・・・・懐かしい三角屋根の駅舎は、改築のため2000年に取り壊されました。
画像2枚目:西海橋・・・・伊ノ浦瀬戸に架かる「上路式鋼ブレ-スドリブ固定ア-チ橋」です。(1955年開通)
画像3枚目:伊万里色鍋島・・・・「大河内鍋島窯跡」(国の史跡に指定)にある「色絵磁器・色鍋島」の窯元です。
画像4枚目:曳山展示場・・・・豊穣の秋祭「唐津くんち」で使用される14台の曳山がずらりと勢揃いしています。
画像5枚目:くんち鯛の曳山・・・・「唐津くんち」は、映画「トラック野郎・男一匹桃次郎」(第6作)に登場しました。
画像6枚目:唐津城を遠望・・・・別名「舞鶴城」とも呼ばれ、松浦川河口の左岸にある「満島山」に位置します。

関連記事:トラック野郎・男一匹桃次郎・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-85.html

  1. 2011/07/19(火) 21:00:00|
  2. 旅行記<1996年>
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九州7県完全一周の旅 <1996/2/15~22[7泊8日]>⑦







国道57号線を走り、諫早(いさはや)市を経て、長崎多良見(たらみ)インタ-より長崎バイパスに入りました。
車は長崎市内に入り、「大浦天主堂」周辺を散策した後、愛宕(あたご)山に上り、長崎市内を一望しました。
続いて、「眼鏡橋」「オランダ坂」周辺を散策し、最後に、浦上地区にある「平和公園」に立ち寄りました。
長崎駅前まで戻り、18:00 本日宿泊の「あじさいイン1号店」にチェックインしました。
☆本日(18日)の走行距離:189km<八代→長崎>

画像1枚目:大浦天主堂・・・・日本最古のキリスト教建築物で、正式名は「日本二十六聖殉教者堂」といいます。
画像2枚目:長崎市内を一望・・・・左手の山は標高333mの稲佐(いなさ)山、その下には長崎湾も見えます。
画像3枚目:眼鏡橋・・・・中島川に架かる「石造二連ア-チ橋」で、日本初の石造りア-チ橋として有名です。
画像4枚目:長崎孔子廟(こうしびょう)・大成殿・・・・中国 春秋時代の思想家・孔子を祀っている霊廟です。
画像5枚目:オランダ坂・・・・江戸から明治にかけ、東洋人以外の人がよく通行していたことに因みます。
画像6枚目:平和公園・平和祈念像・・・・原爆落下中心地(爆心地)にあり、平和を祈り設けられました。

関連記事:長崎市内散策2004・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-97.html

  1. 2011/07/15(金) 21:30:00|
  2. 旅行記<1996年>
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