トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月にヤフ-ブログより引越してまいりました。現在、各記事の修正を進めております。旅行記を地域別にご覧になる際は、カテゴリの「東日本編」「西日本編」よりお入りいただくと便利です。

男はつらいよシリ-ズ <第33作・夜霧にむせぶ寅次郎>

 男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 (1984年8月公開) 


北海道は釧路でツッパリ娘・風子に会った寅次郎。一緒に気ままな旅をしたいと言い出す風子に、喜びを抑えて断る寅次郎。幸福な結婚をしてほしい
と願う寅次郎の気持ちも分からず、オ-トバイ乗りのトニ-と旅に出てしまう風子であったが・・・・ 渡瀬恒彦・佐藤B作も出演するシリ-ズ第33作。
◆マドンナ/中原理恵(木暮風子役) ◆主要ロケ地/北海道根室・釧路

 オ-プニング 

夜霧の港にたたずむ男・寅は、肉親の復讐のために戻ってきました。キャバレ-は、男の殺気に凍りつきます。
「あんた、生きてたの!」 ボスの女(中原理恵)が駆け寄ります。ボスの銃口が寅を狙い、かばう女は絶命します。
夢から覚めたのは、とあるお寺の鐘撞堂。夢の中の霧ではなく、おばあちゃんの焚き火の煙でむせる寅次郎。
主題歌のミニコントは、鬼剣舞のお面を無断で取り、子供たちの草野球に紛れ込み、審判のマスクに使います。

 爆笑シ-ン 

ある日、タコ社長の娘・あけみ(美保純)の結婚式が行われ、とらやの仏間で白無垢の衣装を着付けています。
「素敵よ、あけみちゃん」 さくらの言葉に 「なは!」と大口を開け、「歯、黄色く見える?」と周囲を笑わせます。
「父ちゃん、ありがとう」 あけみの言葉に、「お前が幸せになるのなら、金なんか惜しくない」と答えるタコ社長。
そして、帝釈天参道を花嫁行列が進んでいきます。「オシッコしたくなっちゃった・・・」 あけみの毒舌が光ります。

 心に残る名場面 

サ-カスのスタ-・トニ-(渡瀬恒彦)と恋仲になった風子。寅次郎は、体調を崩した風子を連れて帰ります。
ある晩、トニ-に会いに行くため、荷物をまとめる風子。「どっかへ出掛けるのか?」 寅に呼び止められます。
「寅さん、行かせて」と頼む風子に、「行くことない。俺が話つけた」と答える寅。「寅さんとは関係ない」 怒る風子。
プツンと切れた寅次郎は、「好きなようにしろ!」と言い放ちます。風子は、泣きながらとらやを出て行きました。

 エンディング 

風子が北海道で結婚式を挙げることになり、さくら・博・満男は、会場となる養老牛温泉へ向かいます。
そして、寅次郎もこちらへ向かっていることを知るさくら達。会場に着くなり、「熊が出た」の警戒放送が・・・・
熊に追われ、絶体絶命の寅。「死んだマネしろ~」 周囲の呼びかけに従った結果、熊は遠ざかっていきました。
「もう大丈夫よ」 風子が寅次郎のもとに駆け寄ります。熊に食いちぎられた自分の雪駄を見て、倒れる寅でした。

 総 括 

「東京ららばい」のヒットで知られる中原理恵。今作では、ツッパっていながらも芯の強い女性を演じました。
寅次郎が盛岡で出会うのは、かつての舎弟・登(秋野太作)です。第9作以来、12年ぶりの登場となりました。
北海道まで逃げた女房を追いかける根暗男を演じた佐藤B作。暗い印象の作品にアクセントをつけています。
終盤、中標津(しべつ)空港に着陸する東亜国内航空(TDA)の懐かしい機体カラ-リングも見逃せません。

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)
①岩手・盛岡・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-356.html
②北海道・釧路・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-166.html

☆画像:男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編102分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・中原理恵と渡瀬恒彦(左下)、渥美清と中原理恵(中)、太宰久雄と美保純(右下)

  1. 2011/10/30(日) 23:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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アドベンチャ-ワ-ルドと南紀白浜温泉Ⅰ <2011/9/18.19[1泊2日]>④終







御坊市を経て日高川町に入り、新西国三十三箇所観音霊場・5番札所「道成寺」(どうじょうじ)に立ち寄りました。
「道成寺」は、「安珍・清姫伝説」として知られ、伝説は 能・歌舞伎・浄瑠璃の演目(道成寺もの)となっています。
川辺インタ-より阪和道に入り、大阪方面へ進めていきます。岸和田サ-ビスエリアにて昼食をとりました。
近畿道を経て、大津サ-ビスエリアにて休憩をとり、関ヶ原インタ-を経て、17:00 岐阜に到着しました。
☆本日(19日)の走行距離:327Km<南紀白浜温泉→岐阜>

旅を終えて・・・・「アドベンチャ-ワ-ルド」をはじめ、南紀白浜の観光スポットを 2日間かけ周遊しました。
長距離のドライブとなりましたが、目立った道路渋滞もなく、快晴の空のもと 充実した旅を楽しみました。
★総走行距離:660Km

画像1枚目:道成寺・山門・・・・和歌山県最古の寺院で、紀勢本線・道成寺駅より 徒歩7分の場所にあります。
画像2枚目:本堂・・・・重要文化財に指定される入母屋造の建物は、南北朝時代(1357年)の建立とされます。
画像3枚目:参道・・・・「安珍・清姫伝説」の釣鐘にちなみ、道成寺銘菓「釣鐘まんじゅう」の店が軒を連ねます。
画像4枚目:だんじり庵・サ-ロインステ-キ丼(1280円)・・・・少量のわさびを混ぜて美味しくいただきました。
画像5枚目:名神・大津サ-ビスエリア・・・・日本で最初のサ-ビスエリアで、大津インタ-を併設しています。
画像6枚目:琵琶湖・・・・日本最大の面積と貯水量を誇り、瀬田川・宇治川・淀川を経て大阪湾へ注ぎます。

関連記事:紀勢本線乗車2005・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-53.html

  1. 2011/10/25(火) 07:30:00|
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アドベンチャ-ワ-ルドと南紀白浜温泉Ⅰ <2011/9/18.19[1泊2日]>③







<9月19日:2日目>
ホテルを8:30にチェックアウトし、国の名勝に指定される「円月島」(えんげつとう)を対岸より眺望しました。
白浜温泉街を通り抜け、国の名勝に指定される「千畳敷」に立ち寄り、スロ-プ状の岩盤上を散策しました。
続いて、「三段壁」(さんだんべき)に立ち寄り、エレベ-タ-で海面まで下り、「三段壁洞窟」を見学しました。
「南紀白浜とれとれ市場」にて海産物のショッピングを楽しみ、国道42号線を御坊方面へ進めていきます。

画像1枚目:客室より古賀浦を眺望・・・・左手に見える建物は、高級ホテルとして有名な「ホテル川久」です。
画像2枚目:南紀白浜のシンボル・円月島・・・・正式名称は「高嶋」(たかしま)で、夕景の名所として有名です。
画像3枚目:千畳敷・・・・新第三紀層の砂岩からなり、打ち寄せる波の浸食を受け、複雑な地形を形成します。
画像4枚目:三段壁洞窟・・・・源平合戦で知られる「熊野水軍」の舟隠し場の伝承が残る古跡でもあります。
画像5枚目:洞窟内に祀られる弁財天・・・・十六童子を脇に従え、「牟婁(むろ)大辯財天」が鎮座しています。
画像6枚目:波が打ち寄せる洞穴内部・・・・洞内には係員を配置し、波の荒い日は危険なため閉鎖されます。

関連記事:南紀白浜2007・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-146.html

  1. 2011/10/21(金) 23:00:00|
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美味探求 (グルメ 3題) 2011秋




最近訪れた飲食店の中から、お気に入りの店を3軒紹介します。
1軒目は、「サがミ」です。和食レストランチェ-ン「サガミチェ-ン」(本社・名古屋市)の中核となる食事処です。
2軒目は、ス-パ-銭湯「美人の湯かかみがはら」(岐阜県各務原市)内にある「フ-ドパ-ク かばる」です。
3軒目は、「すき家」です。ゼンショ-が運営する、国内店舗数最多(1530店舗)の牛丼チェ-ン店です。

画像1枚目:サがミ「たっぷりいくら丼と麺(温かいそば)」(1280円)・・・・麺類の美味しさには 定評があります。
画像2枚目:かばる「鶏の甘酢あんかけ定食」(820円)・・・・風呂上りにいただく食事は至福のひとときです。
画像3枚目:すき家「3種のチ-ズ牛丼(メガ)」(710円)・・・・ご飯は大盛り、具は並盛りの3倍となります。

■サがミ ホ-ムペ-ジ・・・・http://www.sagami.co.jp/store/sagami/index.html
■すき家 WEBサイト・・・・http://www.sukiya.jp/

  1. 2011/10/17(月) 23:00:12|
  2. グルメレポ-ト
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アドベンチャ-ワ-ルドと南紀白浜温泉Ⅰ <2011/9/18.19[1泊2日]>②







「アニマルランド」にて、「アニマルアクション」(アシカとトレ-ナ-によるパフォ-マンス)を楽しみました。
続いて、ケニア号で「サファリワ-ルド」を一周し、ライオンやチ-タ-など肉食動物を車内より眺めました。
「アドベンチャ-ワ-ルド」を退園し、17:00 本日宿泊の「コガノイベイホテル」にチェックインしました。
姉妹館の「ホテル古賀ノ井」で入浴後、田辺市にある「海鮮問屋・丸長」にて 地魚料理をいただきました。
☆本日(18日)の走行距離:333Km<岐阜→南紀白浜温泉>

画像1枚目:アニマルアクション・・・・隣接する「ビッグオ-シャン」では、イルカ・クジラのライブも楽しめます。
画像2枚目:ケニア号・・・・列車タイプの専用車は、ニ重のゲ-トを通過し 「猛獣ゾ-ン」へ入っていきます。
画像3枚目:百十の王・ライオンの真横を通過・・・・柵の中にいるのは、ガイドツア-(有料)の参加者です。
画像4枚目:ふれあい広場にある「鳥の楽園」のフラミンゴ・・・・列を作り、水面をゆっくりと周っていきます。
画像5枚目:コガノイベイホテル・・・・古賀浦の高台に建つ、リゾ-ト感覚あふれるハイグレ-ドホテルです。
画像6枚目:丸長・地魚会席(3600円)・・・・お造り・握り寿司・天婦羅・茶碗蒸し・鍋物などが付く豪華版です。

■アドベンチャ-ワ-ルド・公式ホ-ムペ-ジ・・・・http://aws-s.com/

  1. 2011/10/13(木) 00:00:00|
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