Papillon (5代目)
▲「パピヨン」(三菱ふそう 2TG-MS06GP/2019年式)・・・・高速バス「岐阜新宿線」に投入された車輌です。
横3席×10列の27人乗りで、車内中央部にトイレを設置し、2019年に1輌導入されました。
赤色の外装に変更され、車体後方に従来車と比べ少し控え目にギフチョウ(岐阜蝶)をあしらいます。
新たにプライベ-トカ-テンを設置し、全席にAC電源コンセントと充電用USBポ-トを装備しています。
フルカラ-LED表示器を装着し、正面窓下にもLEDシグネチャ-ライトがオプション装着されています。
ドライバ-異常時対応システム・アクティブサイドガ-ドアシストなど、最新の安全装備を搭載しています。
Seiryu Prince
▲「清流プリンス」(三菱ふそう QRG-MS96VP/2013年式)・・・・51/55/56人乗り一般車です。
ハ-ドディスクカラオケ・格納式液晶テレビ(前部/後部)を装備しています。(正席49・補助席2/6/7)
正面窓周りの塗分けが変更され、2013年に6輌、2015年に5輌、2016年に10輌導入されました。
2013年式のみ「ジャスト仕様」(エアロエ-スの廉価版)が選択され、韓国メ-カ-製のシ-トを装着しています。
2015年式以降は正面・背面・乗降扉にLED表示器を装着し、インバウンドや高速バスの受託運行にも対応可能です。
2015年式と2016年前期導入車は全正席にAC電源コンセントを、また、2016年後期導入車は窓側席にAC電源
コンセントと充電用USBポ-トを装備しています。後年 2015年式のうち2輌が貸切塗装のまま「Highway Express」に
転用されました。なお、2016年式のみ希望ナンバ-(西暦下2桁+前期導入車01~/後期導入車51~)を取得しています。
Seiryu Cruiser
▲「清流クル-ザ-」(三菱ふそう QTG-MS96VP/2015年式)・・・・44人乗り特別車です。
補助席なしで幅広シ-ト(背面式テ-ブル付)を採用し、全席にAC電源コンセントを装備しています。
シ-ト表皮は専用のものが与えられ、石畳調の床シ-ト材を採用するなど、差別化が図られています。
ハ-ドディスクカラオケ・格納式液晶テレビ(前部/後部)を装備し、2015年に2輌導入されました。
正面・背面・乗降扉にLED表示器を装着し、「岐阜新宿線」の続行便として運用されました。
後年 2輌とも貸切塗装のまま「Highway Express」に転用されました。
SUPER SUNRISE
▲「ス-パ-サンライズ」(三菱ふそう 2TG-MS06GP/2017年式)・・・・55人乗り一般車です。
ハ-ドディスクカラオケ・格納式液晶テレビ(前部/後部)を装備しています。(正席45・格納式補助席10)
全正席に3点式シ-トベルト および 窓側席にAC電源コンセントと充電用USBポ-トを装備しています。
「清流プリンス」以降、三菱車では正面窓下の愛称表記を取りやめていますが、同車に限り復活しています。
2017年に4輌導入され、また同一型式・仕様の「清流プリンス」(60人乗り)も4輌導入されました。
なお、全車が希望ナンバ-(西暦下2桁+前期導入車01~/後期導入車51~)を取得しています。
Seiryu Saloon
▲「清流サル-ン」(三菱ふそう 2TG-MS06GP/2019年式)・・・・53人乗り回転サロン付バスです。
ハ-ドディスクカラオケ・格納式液晶テレビ(前部/中央部/後部)を装備しています。(正席45・格納式補助席8)
全正席に3点式シ-トベルトを装備するほか、前方カメラで撮影した映像を液晶テレビに映すことができます。
窓側席にAC電源コンセントと充電用USBポ-ト および 通路側席に充電用USBポ-トを装備しています。
正面窓下にもLEDシグネチャ-ライトがオプション装着され、よりいっそう精悍な顔つきとなっています。
ドライバ-異常時対応システム・アクティブサイドガ-ドアシストなど、最新の安全装備を搭載しています。
2019年に2輌、2020年に2輌導入され、全車が希望ナンバ-(前述)を取得しています。
Highway Express
▲(三菱ふそう 2TG-MS06GP/2017年式)・・・・高速バス「白川郷/八幡/名古屋線」に投入された車輌です。
これらの路線用に2016年に3輌1⃣、2017年に1輌1⃣+3輌3⃣導入されました。(60人乗り・うち補助席11)
また、「高速名古屋郡上八幡線」開設に合わせ2018年に2輌3⃣導入されました。(補助席なし45人乗り) 続いて、最新の安全
装備を搭載したフェイスリフト車が2019年に1輌3⃣、2020年に1輌3⃣導入されました。(60人乗り・うち補助席11)
いっぽう、「高速高山線」用に2016年に1輌2⃣、2017年に1輌3⃣導入されました。(補助席なし42人乗り・トイレ付)
全車にフルカラ-LED表示器を装着し、全正席に3点式シ-トベルト(3⃣のみ) ・充電用USBポ-トを装備しています。
注釈1⃣・・・・QTG-規制車(屋根上直冷仕様) 注釈2⃣・・・・QTG-規制車(床下直冷仕様) 注釈3⃣・・・・2TG-規制車
★エアロクィ-ンとは・・・・「エアロクィ-ンⅠ」の後継モデルです。
正面窓周りの意匠を変え「エアロエ-ス」と差別化を図っています。
QTG-規制車は「平成21年ポスト新長期排出ガス規制」に適合し、
三菱車独自の床下エンジン直結式エアコンを採用しています。
衝突被害軽減ブレ-キ・運転注意力モニタ-などを装備し、
車間距離や車線逸脱に対する予防安全機能を強化しています。
画像は、貸切車「エンペラ-」のリヤビュ-です。
★エアロエ-ス(2TG-規制車)とは・・・・現行型「エアロエ-ス」です。
小排気量エンジンに換装され、「ポスト・ポスト新長期排出ガス規制」
に適合、全車に8速AMTを採用しています。屋根上エンジン直結式
エアコン仕様のみとなり、車内床は客席と通路の段差を解消しました。
側窓前方下部に「FUSO AERO」のエンブレムが追加され、上位モデルは
背面窓の縁にLEDシグネチャ-ライトを装着しています。
画像は、貸切車「ス-パ-サンライズ」のリヤビュ-です。
★最上級車のみに与えられる称号・・・・
数多くのデラックス観光バスを開発してきた岐阜バス。その頂点に位置づけられるのが「エンペラ-」です。
70年代後半~80年代初頭導入の「エンペラ-32」(計8輌)は、車内後部に固定サロン8席を設置しました。
80年代中盤導入の「ゴ-ルデンエンペラ-」(計4輌)も、同じく車内後半に固定サロン16席を設置しました。
90年代中盤導入の「エンペラ-」(計4輌)は、車内後部に回転サロンを設置した一般的な仕様となりました。
そして、現行の「エンペラ-」。これまでとは異なり、独立シ-トを配列した高級志向の車輌となりました。
皇帝の名に相応しい超デラックス観光バス「エンペラ-」は、常に時代のニ-ズに合わせ登場しています。
※掲載車輌の全車が現有車となっています。(2023年9月現在)