男はつらいよ 柴又より愛をこめて (1985年12月公開)
家出した社長の娘あけみを連れ戻しに下田へ向かった寅次郎。帰らないとダダをこねるあけみと伊豆七島行きの船に乗り込んだ。
同窓会に出席する青年たちと式根島に降りた寅次郎の前に、美しい真知子先生が現れた。川谷拓三も出演するシリ-ズ第36作。
◆マドンナ/栗原小巻(島崎真知子役) ◆主要ロケ地/静岡県下田・東京都式根島
オ-プニング
NASA(アメリカ航空宇宙局)では、日本人初の宇宙飛行士・車寅次郎が宇宙へと飛び立つ時を待っていました。
最も日本人らしいという理由で選ばれた寅は、大の乗り物嫌い。なんとかして逃げようと抵抗するも発射します。
夢から覚めたのは、只見線会津高田駅の待合室。松居直美ら扮する女子高生に教えられトイレに直行する寅次郎。
主題歌のミニコントは、寅次郎が桐の下駄を博とさくらに送ってやろうとしますが、持ち金で足りず断念します。
心に残る名場面 ①
夫婦仲がうまくいかず、家出してしまったあけみ(美保純)。寅次郎が下田まで出向き、二人は式根島へ渡ります。
船内で式根島小学校の同窓会一行と知り合う寅次郎。いっぽう、あけみは式根館の茂に島を案内してもらいます。
翌日、茂と島の景勝地にやってきたあけみ。この島が気に入ったと伝えると、「この島の人になってくれないか」
茂から求婚され、「言いにくいけど、私、人妻なの!ごめんね」 その場を離れ、翌日 寅次郎と柴又へ帰りました。 心に残る名場面 ②
真知子先生のことを想い、恋やつれの状態となっている寅次郎。旅に出ようしたところで、真知子と再会します。
とらやでもてなしを受けた翌晩、真知子は亡き友人の夫・酒井(川谷拓三)とその娘とともに夕食をいただきます。
酒井から求婚される真知子。とらやを訪ねてきたことを聞いた寅次郎は、翌朝、調布飛行場へ見送りに行きます。
真知子から胸の内を明かされ、後押しをする寅次郎。真知子を乗せたプロペラ機は、新島へ向け飛び立ちました。
エンディング
正月を迎えた諏訪家。新年の挨拶にあけみがやってきます。満男の部屋より空を眺め「寅さんどうしてるかしら」
場面は変わり、浜名湖舘山寺港。啖呵売で休憩中の寅次郎は、真知子先生の教え子(アパッチけん)と再会します。
もう一人の教え子も加わり、先生が結婚することを知らされます。悔しがる二人に「いいじゃないか愛があれば」
寅次郎の啖呵売が始まり、浜名湖パルパルへ向かう舘山寺ロ-プウェイが映し出され、エンディングを迎えます。
総 括
第4作「新・男はつらいよ」以来、二度目のマドンナとして登場した栗原小巻。島に赴任する女教師を演じました。
下田の長八役で出演の笹野高史。男はつらいよシリ-ズに初出演となり、以後、山田監督作品の常連となります。
あけみがさくらと連絡を取る際、緑のカ-ド式公衆電話が初めて登場しますが、赤電話・黄電話もまだ健在です。
本編とはあまり関係のない今作のタイトルは、イギリス映画「007ロシアより愛をこめて」より付けられました。
PLAYBACK 1985
■1985年(昭和60年)のできごと・・・・筑波科学万博開幕(3月16日)/豊田商事 永野会長刺殺される(6月18日)
日航ジャンボ機墜落(8月12日)/ロス疑惑 三浦和義逮捕(9月11日)/中核派同時多発ゲリラ発生(11月29日)
■1985年(昭和60年)のヒット曲・・・・ミ・アモ-レ(中森明菜)/恋におちて(小林明子)/天使のウィンク(松田聖子)
Romanticが止まらない(C-C-B)/悲しみにさよなら(安全地帯)/セーラ-服を脱がさないで(おニャン子クラブ)
☆画像:男はつらいよ 柴又より愛をこめて <パイオニアLDC・定価4700円> 本編106分[主音声モノラル]
◇ジャケット紹介・・・・渥美清と栗原小巻、倍賞千恵子(右下)
- 2020/07/25(土) 00:00:00|
- 男はつらいよシリ-ズ
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北海道を代表する銘菓「白い恋人」を製造販売する「石屋製菓」は、6月に「白い恋人 しあわせBOX」を販売しました。
「白い恋人」は、ラング・ド・シャでチョコレ-トを挟んだ洋菓子で、同社の看板商品です。(1976年販売開始)
コロナ禍により北海道観光が落ち込み、店頭に並べることができなくなった商品を詰め合わせ販売するものです。
総額10800円相当の「白い恋人」を半額の5400円(税込)で、オンライン特設サイトにて抽選販売しました。
5月に同様のセ-ルを実施したところ、1日で予定販売数に到達し、サ-バ-がダウンする事態が発生しました。
今回、2度目の挑戦で当選し、先日商品が送られてきました。消費期限に気をつけながら、食べていきたいです。
画像1枚目:詰め合わせ内容(白い恋人9箱)・・・・白い恋人は、土産品の単品売上で「赤福餅」に次ぐ2位となっています。
画像2枚目:雪だるまくんチョコレ-ト(おまけ)・・・・ホワイトチョコレ-トプリン(1個)とともに同梱されていました。
画像3枚目:同封されていた手紙・・・・「まだ食べられるお菓子を大切にしたい」というメッセ-ジが添えられていました。
- 2020/07/18(土) 00:00:00|
- グルメレポ-ト
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国内の移動自粛要請が全面解除され、路線バスや高速バスを通常運行に戻す動きが岐阜県内でも進んでいます。
岐阜バスでは、一部減便していた路線バスを通常運行に戻し、夜行高速バス・岐阜新宿線も2日より再開しました。
車内の飛沫感染を防ぐため、高速バス・貸切バス計41輌において、各座席にアクリル製パネルを設置(画像)しました。
また、2人席を1人で利用し乗客同士の距離を離すほか、外気導入システムにより常に車内の空気を入れ替えています。
同社の主催旅行「ながら会ツア-」も、同様の対策をとった上で、まずは県内の近距離コースより募集を再開しました。
コロナ禍で最も直撃を受けたのが、旅客運送業を含む観光業です。早期に終息し、需要が戻ることを願っています。
☆画像は、岐阜新聞WEB(2020年6月30日配信分)の記事より使用させていただきました。
- 2020/07/11(土) 00:00:00|
- バス◆雑記
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今回は、マイカ-利用で 岐阜県関市(旧板取村)にある「21世紀の森公園」へあじさいを見に行ってきました。
岐阜を13:00に出発、国道256号線を北上していきます。「道の駅・ラステンほらど」にて休憩をとりました。
車は旧洞戸村から旧板取村に入りました。道の両側にあじさいが咲き誇り、「あじさい街道」と呼ばれています。
例年「関市板取あじさいまつり」のメイン会場となる「21世紀の森公園」に立ち寄り、園内を散策しました。
「タラガトンネル」を経て、郡上市(旧八幡町)に入り、美並インタ-より東海北陸道に入りました。
関サ-ビスエリアにて休憩をとり、岐阜各務原インタ-を経て、17:00 岐阜に到着しました。
☆本日の走行距離:136Km
画像1枚目:道の駅・ラステンほらど・・・・ラステンは、休憩 あるいは 自然に囲まれた安らぎの空間を意味します。
画像2枚目:板取川・・・・岐阜 福井県境に源を発し、長良川に合流する一級河川で、キャンプ場が点在しています。
画像3枚目:21世紀の森公園のあじさい・・・・公園内の駐車場は、県内・県外ナンバ-の車で混雑していました。
画像4枚目:見頃を迎えたあじさい・・・・新型コロナウィルス感染症の情勢を鑑み、本年のまつりは中止されました。
画像5枚目:タラガトンネル・・・・冬期閉鎖となるタラガ谷付近のバイパスとして建設されました。(全長4571m)
画像6枚目:東海北陸道・関サ-ビスエリア・・・・上り線のみにあり、東海北陸道・名古屋方面最終のS.Aとなります。
- 2020/07/04(土) 00:00:00|
- 旅行記<2020年>
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