トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月にヤフ-ブログより引越してまいりました。現在、各記事の修正を進めております。旅行記を地域別にご覧になる際は、カテゴリの「東日本編」「西日本編」よりお入りいただくと便利です。

男はつらいよシリ-ズ <第39作・寅次郎物語>

 男はつらいよ 寅次郎物語 (1987年12月公開) 


ある日、急死したテキ屋仲間の遺児がとらやを訪れ、寅次郎は一緒に母親を探しに旅に出ることに。旅先の宿で、病気にかかった子供の看病をして
くれた美しい女性と、そのことが縁でまるで夫婦のようなひとときを過ごし有頂天になる寅だったが・・・・ 五月みどりも出演するシリ-ズ第39作。
◆マドンナ/秋吉久美子(高井隆子役) ◆主要ロケ地/奈良県吉野・伊勢志摩

 オ-プニング 

雪の夜、父親にせっかんされる寅次郎。「他人様の物に手をつけるとは息子じゃねぇ」。庭木に縛り付けられる寅。
父親との関係が悪化し、家出を決意する寅次郎。さくらが寅を追います。「考えてみりゃ、あれが最初の家出さ」
夢から覚めたのは、関東鉄道常総線・中妻駅の待合室。駅の外へ出て、背伸びをしながら女の子の頭を撫ぜます。
主題歌内では、寅次郎がポンシュウらの車に拾われて「板橋不動尊」へ向かい、テキ屋仲間らと啖呵売を行います。

 爆笑シ-ン 

寅次郎は、テキ屋仲間「般若の政」の息子・秀吉とともに、母・ふで(五月みどり)を探しに、和歌山へ向かいます。
和歌の浦のホテルを訪ねるも既にやめていて、案内された吉野の旅館へ向かいます。しかし、ここにもいません。
その晩、秀吉は高熱を出し、隆子が看病を買って出ます。寅次郎が連れてきたのは、松村達雄が扮する医師です。
寅次郎と隆子は「とうさん」「かあさん」と呼び合い、松村達雄もギャグを連発し、緊張の中にも笑いが絶えません。

 心に残る名場面 

秀吉は快方へ向かい安堵する寅次郎と隆子。まだ名乗り合っていなかった二人は、お互いの素性を語り合います。
翌朝、大和上市駅で隆子と別れ、寅次郎と秀吉は、近鉄と連絡船を乗り継ぎ、ふでの居場所・賢島へ向かいます。
病気療養中のふでは、秀吉と再会できました。やがて、秀吉と寅次郎の別れの時が来ます。「オレも一緒に帰る」
自分に未練を感じてはいけないと、心を鬼にして叱る寅次郎。寅を乗せた連絡船は、秀吉をおいて出港しました。

 エンディング 

正月を迎えたとらやを隆子が訪ね、ふでからの年賀状を読み、ふでと秀吉が一緒に暮らしていることを知ります。
場面は変わり、二見ヶ浦でテキ屋仲間らと啖呵売をする寅次郎。ふで・秀吉・船長(すまけい)の姿を見つけます。
咄嗟に岩陰に隠れ、「何で隠れるんだよ」の問いに「俺達のような人間が声をかけちゃ迷惑なんだ」と答える寅次郎。
「そうか、船長が秀のてて親か。いいだろう」・・・・寅次郎の威勢のいい啖呵売が始まり、エンディングを迎えます。

 総 括 

個性派女優として人気が高い秋吉久美子。今作では、化粧品のセ-ルスで各地を廻る、幸薄い女性を演じました。
隆子がテレビで吉本新喜劇を観たり、安宿の女中に正司敏江が扮するなど、関西を意識した作品となっています。
また、近鉄が全面協賛しており、「近鉄百貨店」「近鉄タクシ-」「近鉄特急」「近鉄志摩観光汽船」などが登場します。
寅次郎版ロ-ドム-ビ-として製作された今作。タイトルは、同年に公開された映画「次郎物語」のパロディです。

 PLAYBACK 1987 

■1987年(昭和62年)のできごと・・・・NTT株上場 160万円の初値(2月9日)/国鉄分割・民営化(4月1日)
 昭和天皇 慢性膵炎で入院手術(9月22日)/竹下内閣発足(11月6日)/金賢姫ら大韓航空機爆破(11月29日)
■1987年(昭和62年)のヒット曲・・・・STAR LIGHT(光GENJI)/六本木純情派(荻野目洋子)/愚か者(近藤真彦)
 SHOW ME(森川由加里)/君だけに(少年隊)/命くれない(瀬川瑛子)/雪國(吉幾三)/人生いろいろ(島倉千代子)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)
①阪和線と和歌山駅・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-1046.html
②三重・二見ヶ浦・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-644.html

☆画像:男はつらいよ 寅次郎物語 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編101分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・秋吉久美子・渥美清・松村達雄・笹野高史(左上)、秋吉久美子と渥美清(右)

  1. 2020/10/31(土) 00:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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私のカメラ遍歴 ② <デジタルカメラ編>

私がこれまで使用してきたカメラについて紹介します。今回は「デジタルカメラ編」です。

ソニ-サイバ-ショット-1

ソニ-「サイバ-ショット DSC-S70」・・・・2001年夏に数回使用。
父が購入した我が家で初めてのデジカメで、有効324万画素・光学3倍ズ-ムが可能です。(88000円)
高画質と使い易さ、スタミナを追求したモデルで、記録メディアは「メモリ-スティック」を初採用しました。
レンズキャップが煩わしい、撮影デ-タ管理が面倒などの理由で使用をやめ、一眼レフカメラに戻りました。

フジフィルムF401-1

富士フイルム「ファインピクス F401」・・・・2002年夏から2012年夏まで使用。
デジカメが徐々に普及し始め、サイズもコンパクトになってきたことから購入を決めました。(45000円)
「1/2.7型 ス-パ-CCDハニカム」を搭載、有効400万画素を実現し、ベストセラ-商品となりました。
「スマ-トメディア」には最高画質で40枚程度しか記録できず、数枚のメディアを用意し対応していました。
 
キャノンG1X-1

キヤノン「パワ-ショット G1 X」・・・・2012年夏から現在まで使用。
長男が誕生したのを機に、より高機能・高性能なデジカメが欲しくなり、購入を決めました。(65000円)
「1.5型CMOSセンサ-」を搭載した「Gシリ-ズ」のフラッグシップモデルで、可動式モニタ-を備えます。
「SDカ-ド」に多量に記録でき、ほどよいグリップ感にも満足していますが、近接撮影には向いていません。

[デジタルカメラ総括]
現像するまで撮影結果が分からないフィルムカメラと違い、その場で確認・消去できるデジカメは便利です。
デジカメに移行後も、しばらくは現像していましたが、撮影デ-タはパソコンで管理するようになりました。
スマ-トフォンの普及で、携帯性に優れる小型デジカメ市場は縮小し、富士フイルムなどが撤退しています。
近年は「デジタル一眼レフ」や「ミラ-レス一眼」が主流となり、価格的に手が届きにくくなってしまいました。

  1. 2020/10/24(土) 00:00:00|
  2. 私の〇〇遍歴
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私のカメラ遍歴 ① <フィルムカメラ編>

私がこれまで使用してきたカメラについて紹介します。今回は「フィルムカメラ編」です。

オリンパスス-パ-ズ-ム70-1

オリンパス「ス-パ-ズ-ム70 パノラマ」・・・・高校時代から1994年春まで使用。
父が持っていたカメラを譲り受け、4年ほど使用しました。横長・縦長の「パノラマ写真」が撮影できます。
オ-トフォ-カス(自動焦点)機能を有しており、素早いズームで美しい写真を撮影することができました。
携帯性にも優れ重宝していましたが、東北方面を旅行中、突然シャッタ-が切れなくなってしまいました。

ミノルタα3XI-1

ミノルタ「α3xi パノラマ」・・・・1994年春から2002年夏まで使用。
オリンパスのカメラが故障したため、ミノルタの「一眼レフカメラ」を購入しました。(一式・45000円)
世界初の「オ-トフォ-カス一眼レフシステムカメラ」となる「α シリ-ズ」の第三世代モデルの入門機です。
「パノラマ写真」も撮影でき、大きなカメラバックに入れ、旅行写真や鉄道・バス等の撮影に活躍しました。

[フィルムカメラ総括]
ファインダ-を覗くと、レンズやミラ-に付着した細かいゴミが気になり、エア-ポンプ等で除去しました。
使用フィルムは、一貫して「フジカラ-400」の36枚撮りで、撮影後、すぐに写真屋へ現像に出しました。
発色が良く歪みも少ないことから、デジタルカメラへ移行後も、暫くの間、一眼レフカメラを使用しました。
ミノルタはコニカと経営統合後、2006年にカメラ事業から撤退、オリンパスも同事業を縮小しています。

  1. 2020/10/17(土) 00:00:00|
  2. 私の〇〇遍歴
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名阪酷道走行と郡山城跡 <2020/9/21[日帰り]>②終


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国道24号線郡山バイパスを走り、12:00 大和郡山市中心部にある「郡山城跡」に到着し、城内を散策しました。
「郡山城」は、豊臣政権の中初期に秀吉の実弟・羽柴秀長の居城となり、大和・紀伊・和泉100万石の中心でした。
木津インタ-より京奈和道に入り、城陽インタ-を経て、国道24号線大久保バイパス→国道1号線を北上します。
ラ-メン店にて昼食後、京都南インタ-より名神高速に入り、菩提寺パ-キングエリアにて休憩をとりました。
関ヶ原インタ-を経て、17:00 岐阜に到着しました。 ☆本日の走行距離:356Km

画像1枚目:郡山城・追手向櫓(左)と追手門・・・・「日本さくら名所100選」や「続日本100名城」に選定されます。
画像2枚目:城址会館(旧奈良県立図書館)・・・・1908年築の重厚な造りの建物で、奈良公園より移築されました。
画像3枚目:天守台・・・・北側の石垣には、付近から徴用されて築城に使われた多くの石地蔵が組み込まれています。
画像4枚目:市内に多くみられる溜池・・・・大和郡山市は金魚の養殖が大変盛んで、養殖池として活用されています。
画像5枚目:天下一品・こってりチャ-シュ-メン[大]+チャ-ハン[中](1480円)・・・・京都発祥の人気店です。
画像6枚目:名神・菩提寺パ-キングエリア・・・・滋賀県湖南市にあり、近江富士(三上山)を間近に眺望できます。

関連記事:西ノ京散策2010・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-698.html

■大和郡山市観光協会・公式ホ-ムペ-ジ・・・・https://www.yk-kankou.jp/

  1. 2020/10/10(土) 00:00:00|
  2. 旅行記<2020年>
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名阪酷道走行と郡山城跡 <2020/9/21[日帰り]>①


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今回は、名阪国道の旧道を走りながら、奈良県大和郡山市にある「郡山城跡」へ行ってきました。(マイカ-利用)
岐阜を8:30に出発、桑名東インタ-より東名阪道に入り、四日市ジャンクションより新名神高速に入りました。
鈴鹿パ-キングエリアにて休憩をとり、亀山ジャンクションを経て東名阪道に戻り、亀山インタ-まで走りました。

通常はこのまま名阪国道(国道25号線・自動車専用道路)に入りますが、今回は並走する旧道を進めていきます。
亀山と天理を結ぶ旧道は、名阪国道ではないという意味から「非名阪」、もしくは「名阪酷道」とも呼ばれています。
板屋インタ-より名阪国道に入り、片側2車線の快適ドライブが続きます。山添インタ-より旧道に入りました。
「道の駅・針テラス」にて休憩をとり、名阪国道をさらに西へ進めます。西名阪道・郡山インタ-まで走りました。

画像1枚目:新名神・鈴鹿パ-キングエリア・・・・上下線共用型のP.Aで、「PIT SUZUKA」の施設愛称を持ちます。
画像2枚目:亀山市加太(かぶと)地内を走行・・・・加太駅付近までは、片側1車線の走りやすい道路となっています。
画像3枚目:関西本線・加太駅・・・・同線の非電化区間では、東隣の関駅とともに、終日完全無人駅となっています。
画像4枚目:山添村の狭隘区間を走行・・・・立体交差するのは名阪国道で、離合が困難な道幅の狭い道路が続きます。
画像5枚目:道の駅・針テラス・・・・名阪国道・針インタ-の脇に位置し、西日本最大規模の道の駅となっています。
画像6枚目:高峰サ-ビスエリアより奈良盆地を眺望・・・・この先、最急下り勾配6%のΩカ-ブで一気に下ります。

関連記事①:鈴鹿サ-キット2015・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-902.html
関連記事②:酷道を行く(県境編)2015・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-901.html

■酷道実走サイト・国道25号線 非名阪(個人ホ-ムペ-ジ)・・・・http://shinzui.road.jp/025/route025.html

  1. 2020/10/03(土) 00:00:00|
  2. 旅行記<2020年>
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