トラベルキングの旅行記Ⅱ

★2019年7月にヤフ-ブログより引越してまいりました。現在、各記事の修正を進めております。旅行記を地域別にご覧になる際は、カテゴリの「東日本編」「西日本編」よりお入りいただくと便利です。

男はつらいよシリ-ズ <第46作・寅次郎の縁談>

 男はつらいよ 寅次郎の縁談 (1993年12月公開) 


就職活動に行き詰まり、一人で旅に出てしまった満男を探しに、寅次郎は四国へ向かった。やっとの思いで見つけ出した満男には、気に入った娘がいた。
どうせそんなことかと納得しながらも、満男に帰るよう説得する寅の前に、忽然と現れた絶世の美女。寅次郎が久々に恋愛に奮闘するシリ-ズ第46作。
◆マドンナ/松坂慶子(坂出葉子役)・城山美佳子(上田亜矢役) ◆主要ロケ地/香川県多度津・琴平

 オ-プニング 

那須烏山を旅する寅次郎とポンシュウ。花嫁行列に居合わせ、「お嫁さん、綺麗だよ」と声をかける寅。新婦の父
(すまけい)から門出の一言を求められ、「二人をここまで育て上げてくれた皆様に感謝するという気持ちを持って
初めて二人は幸せになれる」と語る寅次郎。気分を良くしたところでポンシュウに失笑され、口喧嘩が始まります。
主題歌内では「山あげ祭り」の様子が映し出され、寅次郎は恐竜の串刺しを食べた後、爪楊枝で歯の掃除をします。

 心に残る名場面 ① 

琴島で働く看護婦・亜矢とすっかり仲良くなった満男。高台にて、亜矢が作ってきた弁当を一緒に食べています。
満男のトレ-ナ-を無理やり脱がせ、手編みのセ-タ-を着せる亜矢。満男のトレ-ナ-を着て逃げていきます。
廃屋に逃げ込んだ亜矢を追いかける満男。誤って触れた板が倒れ、亜矢に当たりました。「痛かった? ごめん・・・」
満男に抱きついて「好き」と呟き、二人は抱擁しキスをしました。「満男ちゃ~ん」 おばさんに呼ばれ我に返ります。 

 心に残る名場面 ② 

寅次郎と満男はそっと家を抜け出し、連絡船に乗り琴島を離れます。突然の別れに泣き崩れ、満男を見送る亜矢。
一方、満男の置手紙を見ながらしょんぼりする葉子。「私、そろそろ神戸に戻るわ」 父(島田正吾)にそう告げます。 
父は、二つの封筒(土地の権利書と株券)を葉子に渡します。「お父さん、どうして」「寅次郎君が言うてくれたんや」
「うち、要らんのに。こんなもん」 本当は行くあてもない葉子は、テ-ブルに俯せになり泣き出してしまいました。 

 エンディング 

正月を迎えたくるまや。さくらから店に寄るように言われた満男が入ってきます。「ちょっとここに座んなさい」
突然手で目隠しをされる満男。手を持って見上げ、「あれ!! お姉さんどうして」 葉子の訪問に驚きを隠せません。
場面は変わり、小豆島で啖呵売をする寅次郎とポンシュウ。晴れ着姿の亜矢と彼氏を見つけ、大きなハスキ-犬
のぬいぐるみをプレゼントします。「満男!! お前はまた振られたぞ! ざまあ見ろ!」 寅は天に向かって叫びました。

 総 括 

第27作以来、二度目のマドンナとして登場した松坂慶子。事業に失敗し、多額の借金を負う女性を演じました。
御前様役の笠智衆は前作公開後に他界しましたが、今作では さくらが「御前様元気?」と尋ねるなど、健在である
設定となっています。また、御前様の娘役で初代マドンナに起用された光本幸子が、22年ぶりに出演しました。
満男が訪れる瀬戸内の小島は、志々島と高見島でロケが行われ、両島を合わせて琴島という設定となっています。

 PLAYBACK 1993 

■1993年(平成5年)のできごと・・・・皇太子妃に小和田雅子内定と報道(1月6日)/金丸信 脱税容疑で逮捕(3月6日)
 北海道南西沖地震発生(7月12日)/細川内閣発足 55年体制崩壊(8月9日)/ロシア連邦大統領来日(10月11日)
■1993年(平成5年)のヒット曲・・・・YAH YAH YAH(CHAGE & ASKA)/裸足の女神(B’z)/負けないで(ZARD)
   ロ-ド(THE 虎舞竜)/真夏の夜の夢(松任谷由実)/時の扉(WANDS)/このまま君だけを奪い去りたい(DEEN)

★ロケ地を訪ねて(本編の登場順)
①香川・金刀比羅宮・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-976.html
②香川・瀬戸大橋・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-818.html

☆画像:男はつらいよ 寅次郎の縁談 <パイオニアLDC・定価4700円> 本編104分[主音声モノラル]
◇ジャケット(裏面)紹介・・・・松坂慶子・渥美清・吉岡秀隆(左)、松坂慶子と渥美清(右)

  1. 2021/05/29(土) 00:00:00|
  2. 男はつらいよシリ-ズ
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名門貸切バス事業者の業態変更


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都内を拠点にタクシ-・ハイヤ-事業を行う「国際自動車」の子会社として、貸切・乗合バス事業を行う「ケイエム観光バス」があります。
貸切バス事業については、東京を代表する大手事業者のひとつとして、古くから高級観光バスの導入に積極的なことで知られています。
同社は4月1日付で「kmモビリティサ-ビス」に社名を変更し、貸切と乗合をメインとした業態から、高級特殊バスと乗合に特化するとと
もに、新たに小型貸切バス事業をメインとする業態にシフトしていくそうです。新型コロナウィルス感染症の拡大により、大型貸切バスの
需要が縮小し、休業期間が長期化するなど事業の変革期を迎えたことを理由に挙げ、会社を存続させるための苦肉の策であると思われます。
オリンピックが予定通り開催されていれば、選手・関係者や観客の輸送に貸切バスがフル稼働していたはずで、方針の転換を迫られました。
同社は東京・京都・大阪に営業拠点を持ち、貸切バス150輌以上を保有しています。業態の変更により、今後大量の減車が見込まれます。
中学校の修学旅行でもお世話になった「ケイエム観光バス」。名門貸切バス事業者でさえ業務縮小を余儀なくされる現状に驚きを隠せません。

画像1枚目:「ファイブスタ-32」1⃣・・・・正面にイニシャルマ-クを付け、シックなカラ-リングを纏った、32人乗りのサロンカ-です。
画像2枚目:「プレミアムクル-ザ-」2⃣・・・・三越伊勢丹ニッコウトラベル主催の富裕層向けツア-に使用される10人乗りの高級バスです。
注釈1⃣・・・・2001年3月/京都市内にて撮影 注釈2⃣・・・・2021年5月/高山市内にて撮影(東京ヤサカ観光バスと共同で同社が運行)

■kmモビリティサ-ビス・公式ホ-ムペ-ジ・・・・https://www.km-bus.tokyo/

  1. 2021/05/22(土) 00:00:00|
  2. バス◆雑記
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飛騨高山と国道41号沿線の旅 <2021/5/1[日帰り]>②終


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「秋の高山祭」の屋台行事で知られる「櫻山八幡宮」へ移動し、参拝後、「高山祭屋台会館」を見学しました。
高山市内を後にし、国道41号線を南下していきます。下呂市萩原町にある「禅昌寺」に立ち寄りました。
車は「下呂温泉」の温泉街に入り、下呂駅近くの土産物店でショッピングを楽しんだ後、昼食をとりました。
「道の駅・美濃白川ピアチェ-レ」にて休憩をとり、国道21号線を経て、16:00 岐阜に到着しました。
☆本日の走行距離:303Km(高山駅まで140Km)

画像1枚目:櫻山八幡宮・神門・・・・10月9.10日には、境内と参道に屋台11台が曳き出されます。
画像2枚目:高山祭屋台会館・館内・・・・「秋の高山祭」に実際に曳き出される屋台が、通年展示されます。
画像3枚目:国道41号線(飛騨一ノ宮駅付近)・・・・名古屋市と富山市を結び、総延長は250Kmあります。
画像4枚目:禅昌寺・山門・・・・臨済宗妙心寺派の別格寺院で、飛騨の戦国大名・三木氏の菩提寺となります。
画像5枚目:下呂温泉ホテル群・・・・下呂駅から飛騨川(益田川)沿いを中心に、旅館やホテルが林立します。
画像6枚目:道の駅・美濃白川ピアチェ-レ・・・・館内には美濃白川茶の加工場があり、試飲が楽しめます。

関連記事:下呂温泉2003・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-143.html

■下呂温泉観光協会公式サイト・・・・https://www.gero-spa.com/

  1. 2021/05/15(土) 00:00:00|
  2. 旅行記<2021年>
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飛騨高山と国道41号沿線の旅 <2021/5/1[日帰り]>①


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今回は、マイカ-利用で 小京都「飛騨高山」と日本三名泉のひとつ「下呂温泉」へ行ってきました。
岐阜を6:00に出発、岐阜各務原インタ-より東海北陸道に入り、長良川サ-ビスエリアにて休憩を
とりました。飛騨清見インタ-を経て、高山清見道路(無料)を走り、8:00 高山駅に到着しました。
宮川沿いにある高山市を代表する観光エリアに移動し、「上三之町・古い町並」周辺を散策しました。

画像1枚目:東海北陸道・長良川サ-ビスエリア・・・・関市の長良川沿いにあり、エリア内に公園を設けます。
画像2枚目:高山駅東口・・・・2016年に橋上駅舎として生まれ変わり、東西をつなぐ自由通路があります。
画像3枚目:高山陣屋・・・・江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するため設けた代官所・飛騨郡代役所です。
画像4枚目:陣屋朝市・・・・日本三大朝市のひとつ「宮川朝市」とともに、高山市の朝市の双璧をなしています。
画像5枚目:宮川に架かる中橋・・・・「春の高山祭」の期間中における、屋台が中橋を通る写真などで有名です。
画像6枚目:上三之町・古い町並・・・・高山市三町伝統的建造物保存地区の一部で、人気の観光スポットです。

関連記事:飛騨高山2002・・・・https://travelking0105.blog.fc2.com/blog-entry-261.html

■飛騨高山観光公式サイト・・・・https://www.hidatakayama.or.jp/

  1. 2021/05/08(土) 00:00:00|
  2. 旅行記<2021年>
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カルビ丼とスン豆腐専門店 韓丼


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最近、各所で見かけるようになった「カルビ丼とスン豆腐専門店 韓丼(かんどん)」が気になり、行ってきました。
京都市に本社を置く「株式会社やる気」がフランチャイズ展開し、西は福岡から東は宮城まで60店舗あります。
「日本初の焼肉のファストフ-ド」を掲げ、店内には調理の様子が見えるようオ-プンキッチンを備えています。
定番メニュ-の「カルビ丼」をはじめ、豆腐・アサリ・牛スジを煮込んだ名物「スン豆腐」などメニュ-豊富です。
券売機の利用やセルフサ-ビスなど、人との接触を最小限にできるほか、テイクアウトも可能となっています。
こだわりの特選丼「上てっちゃん丼」(820円)を注文し、美味しくいただきました。また利用してみたいです。

画像1枚目:店舗外観・・・・電飾付きの巨大看板が目を惹き、キャラクタ-の「さっちゃん」が描かれています。
画像2枚目:上てっちゃん丼・・・・直火焼きされたぷりぷりのホルモンは食が進み、わかめス-プも美味です。

■カルビ丼とスン豆腐専門店 韓丼・公式ホ-ムペ-ジ・・・・https://kandon.jp/

  1. 2021/05/01(土) 00:00:00|
  2. グルメレポ-ト
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