「テレビショピング」は、テレビの視聴者に商品またはサ-ビスを紹介して購入を促す内容の生活情報番組 あるいは
コマ-シャルを媒介として売買契約を成立させる通信販売の一形態で、「テレショップ」と略されることもあります。
「テレビショッピング」と聞いてまず頭に浮かぶのが、「日本文化センタ-」の商品紹介後に流れる電話番号案内です。
親しみやすいメロディにのせ、「地域名<市外局番>-市内局番-2222~日本文化センタ-」と女性が歌います。
在名キ-局の放送では、「名古屋<052>-741-2222」で流れ、よく耳にしていたためしっくりときます。
面白いのは、地域名の文字数や市外局番と市内局番の各桁数によって、歌いまわしに無理が生じる場合があります。
2005年度より全国共通のフリ-ダイヤルの歌詞に統一され、放送エリアによって異なる案内は終了しています。
▲「日本文化センタ-」の電話番号案内・・・・「日本直販」や「二光」とともに、バブル崩壊までしのぎを削っていました。
テレビで見ない日は無いというほど頻繁に放送されているのが、「ジャパネットたかた」のテレビショッピングです。
髙田明氏が長崎県佐世保市において創業、1994年にテレビショッピングをスタ-トさせ、急成長を遂げました。
特に、髙田社長による肥筑方言訛りのセ-ルス・ト-クが話題を呼び、前述の老舗3社を脅かす存在となりました。
自社ビルにスタジオを設け、出演者は自社社員とするなど、自社で媒体制作を完結するスタイルを確立しています。
光学機器や家電製品の取扱いを主力とし、「分割払い金利手数料負担サ-ビス」を掲げ顧客満足主義を貫いています。
▲「ジャパネットたかた」の通販番組・・・・社長退任(2015年)後は、全国ネットの放送への出演はなくなりました。
インタ-ネットの普及で、ネット通販が売上を伸ばしていますが、いっぽうで ネット環境が整わないシニア世代に
とって、テレビショッピングは魅力的に映ります。高齢化が急速に進む日本では、まだまだ成長が続くと思います。
- 2023/02/04(土) 00:00:00|
- テレビ番組
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6