今回は、「青春18きっぷ」を利用して北陸3県(福井・石川・富山)へ行ってきました。
岐阜から北陸方面へは、マイカ-やバスを利用するのが一般的ですが、今回は北陸地区を走るロ-カル私鉄に乗車しながら、名所・旧跡を巡るプランを思いつきました。(18きっぷは1日目のみ利用)
<8月5日:1日目>
岐阜7:19発の「区間快速」に乗車し、終点・米原には8:07に到着しました。
8:22発の「普通」に乗り換え、終点・長浜には8:32に到着しました。
少し時間があったので、長浜市内を散策しました。気軽に途中下車できるのも18きっぷの魅力です。
9:06発の「普通」に乗車しました。米原・敦賀間の普通列車には、たいてい419系が運用に就きます。
同系は寝台特急583系からの転用車で、車内に入ると車輌限界いっぱいの高い天井、寝台仕様のボックス席、A寝台の上段ベッド、折畳みドアなど当時のままの姿となっています。
終点・敦賀には9:45に到着し、9:46発の金沢行き「普通」に乗り換えました。
列車はすぐに長いトンネルに入りました。全長14キロあまりの北陸トンネルです。
10:17武生で下車し、福井鉄道・福武線に乗り換えました。福武線は、北陸本線に並行して武生と福井市中心部を結ぶ路線です。福井鉄道には、昨年の名鉄・岐阜市内線の運行終了に伴い、多くの車輌が転籍しています。
武生新10:40発の列車に乗車し、福井市内へ向かいました。乗車した車輌は、元名鉄のモ780形(揖斐線にて運用)です。福井市中心部に入ると軌道線から市内線に変わり、終点・田原町には11:35に到着しました。
田原町にてえちぜん鉄道に乗り換え、福井口へ向かいました。えちぜん鉄道の前身は京福電鉄です。
近年の度重なる正面衝突事故の影響で、京福電鉄から分社する形で再出発した新しい会社です。
福井口11:51発の勝山線に乗車し、永平寺口へ向かいました。車内には、アテンダントと呼ばれる女性車掌が乗務しており、検札業務および沿線の案内を行っていました。これも、再出発の取り組みのひとつなのでしょう。
車輌は、愛知環状鉄道から転籍した元1000系で、カラ-変更及び座席の取替えが行われ、一見しただけでは新造車と見間違えてしまいます。12:11に到着し、京福バスで大本山・永平寺へ向かいました。
永平寺は、曹洞宗の開祖・道元が開いた寺で、修行道場としては日本一の禅寺です。
七堂伽藍(山門・仏殿・法堂・僧堂・庫院・東司・浴室)からなる建物群はどれも荘厳な造りとなっており、永平寺の格式の高さを実感することができます。修行僧が数多く見られました。
☆今回は、福井鉄道・えちぜん鉄道共通一日フリ-きっぷ(1200円)を利用しました。
画像1枚目:東海道本線311系/米原にて
画像2枚目:北陸本線419系/米原にて
画像3枚目:福井鉄道モ780形/武生新にて
画像4枚目:えちぜん鉄道6101形/福井口にて
画像5枚目:永平寺・正門
画像6枚目:永平寺・階段通路
関連記事:越前海岸2010・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/travelking0105/51173774.html
Author:travelking0105
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